皆さまこんにちは
いやおはようございます。
西早稲田のトメルミン
戸村です。
出産予定日まで10日を切った！色々な人に会う最近なんだけど結構「楽しみだねぇ」と言われる。言っていただける。確かに家族が増えるのはとてもとても嬉しい事だけどそれ以上に不安が大き過ぎる。身体的にはノーダメージの俺ですら不安マックスなのにダメージを負う事分かってる嫁はもっともっと不安マキシマムなのだろう。色々話し合うときにたまに見せる不安そうな顔がきつくて仕方ない半分よこせよその痛み。したらなんか「二人で」産んだ感が出るってもんじゃないかな。
当事者になると「母子ともに健康」がどれ程愛おしい言葉か本当わかる。よくドラマで聞く「母子ともに健康です！元気な男の子です！」ってセリフにどんだけの思いや願いが込められてるんだって話だ。ここまできたらもう祈るしか出来ない。祈る以外の事は全部やった。
不安って思い出したのだが先日自宅にたくさんあったフィギュアをそれこそ赤ちゃんを迎える為に俺の実家に持っていった。数えていないがプリウスにパンパンに入るくらいの二次元嫁たちだ。んでその子達を実家の俺の物置にしまってしばしの別れのさなか懐かしいアイテムを見つけた。
小学校の時に作ったオルゴール付き物入れだった。
GIANTSと彫られているところから当時はGIANTSファンだった事がわかる歴史的にも貴重な品である。その中にひとつ茶封筒が入っており、それを開けると手紙が一枚入っていた。それは小学生の俺に宛てた母からの手紙だった。
内容はこんな感じだった
母は当時小学生の俺たち兄弟を怒鳴りつけた後、心を鎮める為に手紙を書こうと第一子だった俺の生まれた時のことを思い出していた。
体が弱く、引っ込み思案で臆病な母は子供を産むことが不安で仕方なかった。
でも俺の顔を一目見た時に喜びでいっぱいになって初めて自分に存在価値を与えてくれた。そんな君はお父さんとお母さんの宝物だということを忘れないでね
泣くよねそりゃ。昼間だっから仕事でおかん居なくて本当に良かったよね。何涙だかわかんないけど泣くよね。
茶封筒には「●物（●は鉛筆でぬりつぶしたあと）」て書いてあって
当時これをオカンから貰った俺は嬉しくて「宝物」って書いたのを後で見て照れ臭くなって「宝」の字を塗りつぶして20年後の俺に見つかって幼き俺可愛すぎるとか20年後の俺に思われてそれをブログに書かれてしまうなんて思いもしなかっただろう。
それ込みで泣いた。カッコつけたい男のこのだった俺はカッコいい男になれたのだろうか。
それにしても凄いタイミングだ。このタイミングでこれ見つけるか？
そもそも子供産まれるからって出産準備でフィギュアを実家に預けるってどういう事だよ。意味わかんねーよ。
それやったらコレ見つけたんだよ。ご先祖様的なものの導き過ぎるだろ。持ってるわ俺！
そんなわけでこれは嫁に見せるしかねーと持ち帰って見せたわけだ。
もう泣くわけだ。そりゃそうだ。宝塗りつぶしちゃうエピソード込みで泣くわけだ。そりゃそうだ。きっと嫁も同じなんだ。引っ込み思案で自分に自信が持てなくて怖がりで赤ちゃんを産むのが不安で仕方がないのだろう。
そんな事思っちゃいけない言っちゃいけないとも思っていたのだろう。「みんな怖いから一緒だよ」的な安心なんか糞食らえである。怖いモノは怖いし痛いものは痛い。だから俺たち夫に出来る事は無いのかもしれない
「その先の未来がとても素敵だ」ってわかるだけでいいのだろうか。
嫁の顔見たらオカンにLINEしたくなったので手紙を写真とって「コレ覚えてる？」と送ってやった。したら
「恥っ
覚えてないけど、気持ちは変わらないので今書いても同じ文章になるとおもいます。
ちょっと鳥肌ものなんだけど
昨夜お風呂の中でまさしくこの時の気持ちを思い出して、◯◯ちゃん（嫁氏）に話してあげたいなぁって考えてたんだよ
読みながら驚きました。
子供の存在ってすごいんだよ（笑）
君達ももうすぐわかるね。
産まれてくる赤ちゃんをどうぞ大切にそだてて下さい!
沢山愛してあげて下さい!
でも、気負わないで楽しんでね（笑）
◯◯ちゃん（嫁氏）にも宜しく」
これ見てまた俺たち号泣。徳光和夫もびっくりの号泣。これ書いてる俺も号泣。
手紙ブログ乗っけていい？って聞いたら「やだ！」って言われたからLINE晒したったわ！！！ありがとう母！
しかもこれ嫁の誕生日の出来事なんよ。
誕生日プレゼント素敵過ぎない！？誰の計らい？！おめでとう！嫁！！2人で子育て頑張ろう！！母力負けねーからな！母乳以外は負けねーからな！
んで
嫁が「お母さんに『お母さんの子に産まれて良かった』って言ってやりや。伝えられる時にちゃんと伝えるんやで」と何故か猛虎弁でしつこくいうのでしぶしぶ「母の子に産まれてよかった
とは思っておる」とこれまた何故かマキシマムザ亮君みたいなラインした既読スルーじゃ。なんなんじゃ。