乗務日記【2011年11月16日】 | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

~各種データ編~
■乗務年月日および曜日
2011年11月16日(水曜日)
■天候

■勤怠種別
本務
■本日走行距離
約87.6km
■本年累積走行距離
約18736.6km
■道路混雑状況
夜間に幹線道路との交差点において激しい混雑有り
■車内混雑状況
一本目は中型車による運行と高齢者が大勢乗られるという路線の特性上、混雑有り
二本目は路線の特性上、某駅方向のみ混雑有り
■事故(車両・運行)・苦情の有無
無し
■乗務車両型式および乗車口(前ドア)のステップ数
①PDG-KR234J2(ワンステップ)
②PKG-MP35UK(ワンステップ)
■車両に関する異状の有無
異状無し
■燃料給油の有無(有りの場合は給油量も記載)
無し
※給油量の数値は小数点以下を四捨五入しています
■運行状況(早出庫および入庫遅れや周数の増減回など)
異状無し
■遺失物の有無(有りの場合は品名も記載)
無し
■出庫(乗務員交代・予備勤務開始)時刻
9時44分
■入庫(乗務員交代・予備勤務終了)時刻
21時10分
※出庫(乗務員交代・予備勤務開始)時刻から入庫(乗務員交代・予備勤務終了)時刻までの間には中休が最大で二回含まれている場合がございます。また、乗務の他に予備勤務では営業所の車庫内において後退誘導・車庫整理(車両移動等)や車両交換・増便対応(待機や代走も含む)・車検回送・バス停清掃・バス停にダイヤ改正後の時刻表やお知らせを添付する等や簡単な事務作業等のバスを運転するという業務以外の幅広い仕事をしている場合もございます。
■勤務時間
08時間35分
■増務時間
00時間00分
■拘束時間
11時間46分
※出庫前には出庫前点検を行う為の準備整理時間が、入庫後には入庫後点検や提出書類に記入する為の入庫処理時間がハンドル時間(運転している間だけの時間)とは別に給与発生時間として付与されている為、勤務時間は実際の乗務時間とは異なります。また、増務時間には通常の増務は勿論の事、増務扱いのダイヤや早出庫や入庫遅れの時間も含む事とします。
■中休の回数
1回
■自己採点
☆☆☆★☆

~乗務内容編~
■表題
残念ながら誕生日の今日もお仕事です
■本文
今日は誕生日でありましたが残念ながらお仕事でした。

◇一本目(3時間02分)
某所で乗務員交代をすべく社用車で向かう。
待機所で乗務員交代を終えて発車時間2分前というギリギリに乗り場へ着けて某駅へ向かう。本来のお客様の要望からすれば発車時間ギリギリではなく早目に着けてほしいと思うところではあろうがこの某所は一般車もさる事ながら時として緊急車両も来るので乗り場へ着けていると進路を妨害してしまう恐れが有るので発車時間ギリギリに着けるローカルルールが有る。そんなローカルルールを遵守して発車時間ギリギリに乗り場に着けたわけだが、非接触型ICカードを利用してご乗車されたおじいさんから質問を受けた。「回数券は何処に行けば買えるのですか?」と。回数券は確かに現金で乗り続けるよりはお得では有るし存在もしているが需要は極めて少ない為か運転士は携行していない。バス共通カードが廃止された昨今は非接触型ICカードが主流で利用額に応じてポイントが蓄積され運賃から自動的に割り引かれる。それを分かりやすく説明したつもりだが次から次へと質問攻めにあい、発車時間を過ぎても発車出来ませんでした(T_T)話が一区切りついたところで発車したものの運転中にも席を立ち話し掛けてくるので転倒させてはマズイので精神的に大変な運行となりました。もともと所要時間が短めに設定されていて巻きも少なく遅延が発生してしまうと1周走り終えるまで回復出来ないので油断は禁物。終点某駅からの折り返し復路は2分遅れで発車。終点某所には3分遅れで到着して巻きは僅か3分でした。
2周目も高齢者が多くご乗車で気を遣う乗務が続く。終点某駅は折り返し1分遅れで発車。終点某所には2分遅れで到着して巻きは4分。
3周目。往路では某駅へ向かう頃には尿意を感じ、終点某駅での僅か2分の巻きでトイレへ猛ダッシュしました。
4周目も時間に追われながらの運行となりつつも某所での乗務員交代は定刻よりも少し早く出来ました。交代相手だった後輩のCちゃんと軽く雑談してから社用車で入庫しました。

~中休(3時間21分)~
一旦帰宅して乗務日記を書いていたらあっという間に中休時間が終わってました(爆)。

◇二本目(5時間03分)
昨日の二本目と同じ長距離回送出庫および入庫する路線に乗務するダイヤでした。
某所へ回送出庫。昨日は出庫ルートが混んでいて発車時間に間に合うか不安に感じましたが今日は真逆で空いていて流れが良くてそのまま出庫先まで行ってしまったら早く着きすぎるし前車や前々車は勿論の事、既に走っているバスが限り有る待機スペースに止めていて溢れていたら同じ所をグルグル回っていなければならない羽目になるので出庫先の某所の手前にあるバス停に5分以上停車して時間調整をしていました。バスに乗ろうと自車を見るなり駆けてくるお客様が自車に近付き回送だと分かると怪訝そうな顔をしていましたが方向幕を回送表示にしたまま構わず時間調整をし続けました(笑)。
営業運行する距離自体が短距離な上、某所から某駅方面へ向かうお客様は多くて車内が真っ黒になるほどにお客様が乗られるのですが某駅から某所方面へ向かうお客様は少ないので敢えて某所方面の乗車人員をカウントしてみたので記録に残しておきます。
1周目…3名
2周目…5名
3周目…5名
4周目…6名
5周目…6名
最後は某所から0.5周走って某駅へ行って一服してから回送入庫しました。