■乗務年月日及び曜日
2011年01月07日(金)
■天候
晴
■本日走行距離
76.0km
■本年累積走行距離
396.3km
■道路混雑状況
比較的良好
■車内混雑状況
多客有り
■乗務車両型式
①PDG-KR234J2
■車両状況
DPF警告灯点灯
■運行状況(早出庫及び入庫遅れや増減回等)
異状無し
■勤務
本務(増務有り)
■出庫(乗務員交代)時刻
6:07
■入庫(乗務員交代)時刻
20:00
※出庫(乗務員交代)時刻から入庫(乗務員交代)時刻までの間には中休が最大で二回含まれている場合がございます。また、乗務の他に予備勤務として車庫整理や増便対応や車検回送やバス停清掃等をしている場合もございます。
■中休の回数
1回
■自己採点
★★★★☆
■表題
乗務員専用便所でも気が抜けない
■本文
営業所配属当時はベテラン路線の扱いで現在は何故か新人路線の扱いとなっている路線の始発バスから乗務しました。途中の停留所から2分以上遅れると文句を言うオジサン(未だに富蔵は文句を言われた事は無いが営業所内では有名な人)が必ず乗ってくるので頑張って走って20秒ほど遅れて到着。無言で乗ってきました。あと信号一回引っ掛かったらアウトだったわ。
某駅を折り返して一つ目の停留所で乗車客がいなかったので通過した瞬間、陰からお婆さん二人組が出て来て手を挙げて乗車意思と思われるアクションをしてきたのですが急停車は避けたい。一度引っ掛かると長い目の前の信号も今なら行ける。咄嗟に総合的な判断をして通過しました。一台運行なので心苦しいですが大半の場所は他事業者と被っているので良いかなと。自車単独区間までご乗車であったら申し訳無いがタクシーとは質の異なる乗り物で停留所以外での乗降は出来ないので「どうせバスは遅れてくるだろう」という考えは今すぐに捨てて予めお待ちいただけると助かります。こうも寒いと陰に隠れていたりするので注意が必要。一人でも明らかに待っていれば止まるのですが誰もいないとなると通過する態勢に入ってしまう。
某駅で20分の巻きが確保出来たので周囲が壁で覆われていて大小関わらず全て個室になっている乗務員専用便所に行きました。一服していると個室のドアが開き、ダブルのスーツが似合うような体格でサングラスをかけた人が出てきました。結論から言うと他社の運転士さんだったわけですが見るからに怖そう。恐る恐る「お疲れ様で
す」と挨拶をしたら…しかめっ面だった表情が一転して物凄い笑顔に変わり「お疲れ様。今日は寒いねぇ。こんなに寒いとバスから降りたくないよねぇ」と言うので拍子抜けしてしまいました。人は見た目で判断してはいけません。その怖そうな運転士さんが外に出ていったので引き続き一服して気が緩んでいる状態になった数分後に今度は富蔵が入社して営業所配属までに教わった年収1000万円プレーヤーの神的ベテラン運転士さんが入ってきました。当時は本当に厳しかった。泣きそうになる事も有った。でも、バスから降りると笑顔を絶やさない優しい人でもあった。富蔵の事を覚えているかどうかは分からないけれども気さくに話し掛けてくれて雑談をしました。そんなこんなで例え便所でも気が抜けない事を改めて痛感する出来事でした。
前回、同じダイヤに乗務した時はあまりの遅れに欠行となりましたが今回は完走。乗務員交代をして入庫しました。
~2時間43分の中休~
喫煙所で一服していると後輩Aちゃんが外食に誘ってくれたので行ってきました。その後は仮眠室で過ごす。二段ベッドの下で横になっていたのですが上のベッドで寝ていた先輩のイビキが凄いのと寝ながら屁をこくし左の人までイビキをかき始めたので家で寝てこれば良かったと後悔しました(苦笑)。
中休後は予備勤務。車庫整理をしていたのですが富蔵は全路線を走る事が出来ないので富蔵以外の予備勤務者が次から次へと増便対応で出はからってしまい富蔵一人だけ車庫に残る事も有りました。あまりにも少ないので点呼執行者に「自分で良ければ居残り(残業)しますけど…」と社交辞令のつもりで言ったのですが「そう?じゃあ、1時間延長で!」となり1時間延長して居残り増務をしました。
もともと拘束時間の長い仕業で居残りまでしてしまったので疲れましたが心地良い疲れでした。