静寂だけが繰り返す真夜中 寝る事を忘れた僕は 記憶の淵で踊り狂う
現実なのか幻なのか分からないまま 遠くでベルが鳴っている
あの日の壊れた君と僕 静寂の中で
朝日が昇らないことを祈った 一人で
横須賀の海で唇を重ねた お互いを確かめ合うように 時間が流れるのが早い
優しさに飢えてた僕達は寄り添うことで心の隙間を埋めた
あの日の壊れた君と僕 静寂の中で
「 」 夜空の下で
行き先を見失った寺町で 言葉さえも失った僕達は ただ、ひたすら歩き続けた
二人の道が終わりを告げて泪を流しながら君の残り香を消した
静寂だけが繰り返す真夜中 歩き疲れた僕は?
あの日のまま止まってしまった時計は?