乗務日記【0409】 | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

■日付
2010年04月09日(金)
■天候

■本日走行距離
84.7km
■本年累積走行距離
5987.7km
■道路混雑状況
極めて良好
■車内混雑状況
立ち客多い
■車両状況
異常なし
■勤務
本務(一部変番)
■出庫時刻
6:50
■入庫時刻
19:57
※出庫時刻から入庫時刻までの間には中休が最大で二回含まれている場合がございます。また、乗務の他に予備勤務として車庫整理や増便対応や車検回送等をしている場合もございます。

■自己採点
★★★★★

■表題
意外すぎる…
■本文
中休に操車から変番を頼まれました。変番前は一ヶ月以上乗務していない路線だったので楽しみにしていたので残念ではありましたが、いざ変番後の路線に乗務してみると夕方の帰宅ラッシュ時間帯にも関わらず道路は気持ちが悪いぐらいにガラガラ。主要停留所はほぼ定時。巻きも二回で合計45分も確保出来たので大満足。更にはバスに対して好意的な一般車が多かった。バス停発進時にすぐ先に駐車車両がある為に第二通行帯に出る時も進路を気持ちよく譲ってくれました。しかも同じ車に数回も(同業者か?/笑)。本当にありがとうございます。おかげさまでスムーズかつストレスを感じない乗務が出来ました。


タクシーの後方に二輪車が突っ込む事故の直後に当該箇所を通過しました。二輪車のフロント部分はタクシーの下に潜り込んでいたので二輪車はかなりの速度が出ていたのでしょう。恐らく第二通行帯を走行していたタクシーがお客様を見付け、後方を確認せずに急な車線変更をした為に第一通行帯後方から迫る二輪車を見落としたものと思われます。二輪車はそんなタクシーの動きを予測していなかった為にハンドルで逃げることすら出来なかったのでしょう。前車の後輩と待機所で事故について話すと大量の血溜まりもあったとの事。大丈夫だったのか心配するとともに怖いです。ミラーで確認→方向指示器で合図→黙視(ミラーで確認)→速度を十分に落として緩やかに車線変更という基本動作に忠実でいれば確実に防げる。とはいっても焦りの気持ちも分からないでもない。明日は我が身。同様のパターン時は慌てず一呼吸置いてから動作に移りたいと改めて強く思いました。事故防止には普段からのイメージトレーニングや自分なりに事故(自己)分析も必要ですね。忘れないようにしたいと思います。