先日、久し振りに本が読みたくなり、文庫本を買いました。
大好きな角川ホラー文庫シリーズで個人的に大好きな作家、新津きよみの作品です。今まで覚えているだけで「女友達」「婚約者」「愛読者」「招待客」「同級生」の5タイトルを読んでいます。今回の作品は平成21年1月25日初版発行の割と新しい作品です。
■あらすじ
中学2年の夏、桃子は親友のすみれとバス旅行をしていた。ところがそのバスが事故を起こし、ふたりは崖下に転落してしまう。大怪我をしたすみれとともに救助を待った桃子だが、すみれは「わたしの分まで生きてね」と言い残して桃子の目の前で息を引き取った。その日以来、桃子は「すみれが自分の中で生きているような」不思議な経験をしながら成長した──。
生と死で別たれても続くひたりの友情を描く、長編ホラー小説。
なんとも不吉なあらすじではありますが、大好きな新津きよみの作品なので読みます!(笑)