空席の助手席の寂しさよ…
楽しい後にはいつだって恐怖が微笑むんだね。
今までで近かった君が今はこんなにも遠い。
離れている分、大切さが分かるから。せめてその想いを大切にしていたい。
君のいない生活と僕のいない生活に慣れてしまうのが一番恐くて。
「出来ることなら、このまま時を止めてください…。」神様に祈った。それでも神様は笑う。
時はいつもより早く流れていますか?
限られた時間で確かめ合う夜は…
苦しい後はいつだって幸福がほほ笑むのを待つ。
今まで遠かった君が今はこんなにも近い。
近くにいる分、笑っていられるから。何で今日の24時間はこんなにも早いの?
望みもしない悪夢が正夢になってしまうのがそれでも恐くて。
「出来ることなら、君と僕の時を戻してください…。」神様に祈った。それでも神様は裏切る。
不必要な疑いで君を傷付ける日は…
自分で蒔いた種を君と僕でもれなく拾う。
今まで見えなかった君の部分が鮮明になる。
君を想えば想うほどに嬉しい苦しさ。せめてその想いを大切にしていたい。
嘘をつくはずのない君を何かにこじつけて疑う僕が嫌いで。
「この感情が薄らぐのなら、時を進めてください…。」神様に祈った。それでも神様は笑う。
いつになったらこの想い少しは安らぎますか?
いるはずのない君を探して…
君と似ている誰かを探して…
瞼に浮かぶ残像と想い出に浸ろう。
例え、それが都合の良い妄想にすぎなくても…