2009/05/31 | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

天    候:雨
本日運行距離:78.0km
今年累積距離:8857.3km

■55分入庫が遅れた

4周するうちの3周は順調に運行出来ていたのですが、最後の1周が酷かった。

予定では僻地を14:55発で某駅に15:08着。実際には僻地を15:05発(10分遅延)で某駅に16:01(53分遅延)という最悪な状態。

予想される主な原因は急な雨による一般車の増加及び乗客の増加。

車内からは「何でこんなに混んでるんだよ(-_-#)」とか「駅まで一時間はかかるなぁ(-。-)」とか「歩いた方が早いんじゃない?」等々、先を急がせる心理に拍車をかける発言が飛び交っていました。

でも、ここで焦らないのがプロであると思う。
富蔵がイライラしている顔をしていたのは実は演技で内心は「遅れたら遅れた分の時間外手当が発生するから関係無いもんね~(^^)v」なのである(笑)。

入庫は55分遅れて次の乗務まで25分しか無く、そのまま乗務すると労働基準法に抵触するので中休を点呼執行者からの指示で延長。2周するうちの1周を予備勤務の先輩に走ってもらいました。富蔵は1周走って入庫して終わり。

ただ、誤解してほしくないのは時間通りに走りたい気持ちは有るんですよ。でも、この混み具合じゃお手上げ┐('~`;)┌という状態の時は素直に諦めちゃいます。