深夜急行バスに乗務決定! | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

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地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

入社2年目にして、配属後から憧れていた深夜急行バスに来月乗務する事が決定しましたチョキ


ここまでの道のりは長かった…。というのもこの深夜急行バスには長尺バスが充当されます。全長11.5mあるんです。観光バスの運転士さんからすれば「普通じゃん」って言われちゃいますが、通常の路線バスは短尺ですからね。


この長尺バスに乗務するには教習が有るんです。その教習は去る3月22日の午前中に行われました。

そして、長尺バスの独車デビューが5月21日で教習を受けてから実に2か月が経過していました。台数が少ないのでなかなか回ってこないんですよ(>_<)

運転席に座って振り返るとその長さに驚きます。ハンドルを切るタイミングも違うので後輪の位置を把握するまでの半周は本当に緊張と戸惑いの連続でした。


さて、話を戻しまして、この深夜急行バスに乗務する当日と前後の日は実に面白い仕業(”しわざ”じゃなくて“しぎょう”と読みます)なんですよ。具体的に公開します。


■前日

公休。


■当日

①始発から三台目のバスに乗務します(6:00に出庫して10:21に入庫します)

②10:21から20:06まで長い長い中休です(9時間45分の中休)

③20:06に出庫して終車を担当し、23:21に入庫します

④23:21から24:31まで中休です(1時間10分の中休)

⑤24:31に某駅へ向けて出庫し、26:05に入庫します(深夜急行バス)


■翌日

深夜急行バスの乗務を明け勤務とみなし、公休。



こんな仕業は珍しいので今から楽しみにしています♪

このドキドキワクワク楽しみ感を先輩をはじめ同僚に話すと「全然楽しくないよ」とか「出来ればやりたくないよ」といった消極的な意見が多いのも事実(笑)。富蔵は変則勤務が大好きですから嬉しいんですけどねぇ。

夜中の2時にバスを運転できるんですよ?楽しみじゃないわけがないじゃないですか!(笑)


でも、家が近くて良かった。約10時間も中休があっても、家が遠くて通勤に時間が掛かると寝る時間も減っちゃうからね。中休時間はスーパー銭湯に行ったり私用で出掛けちゃたりする先輩もいます(笑)。


それにしても…

既に興奮の色を隠しきれないっ(^^;)