失った恋に疲れたアノ夜に身体を許した君はまるで鮪だったね
切れぬ泪は頬を伝って
偽善に彩られた行動は相変わらずセピア色
簡単に見れた秘密は何だか味気なくて、むしろ吐き気を覚えたんだ
失った感情を懐かしむ夜に僕を忘れた君はまるで空気だったね
切れぬはずの糸が切れて
虚構に彩られた行為は相変わらず薔薇色
見せびらかせた過去は何だか味気なくて、むしろ虫唾が走るんだ
「あなたの欲望処理に身を投じる覚悟は出来てるわ。」
「心行くまで…せめて朝日が昇るまで抱き締めて…。」
「失ったモノを思い出せなくなるまで続けて…。」
「絶頂で見る絶景を瞼に焼き付けたら、足音消して歩いて行くわ。」
真実と虚構は表と裏で使い回しですね
公式に当てはめた恋愛の答えは、今回もお約束通り、小数点以下繰り上げですか?
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2005年3月9日に書いた詩です。
もう4年以上の月日が流れています。
ノートに綴った100近い詩は実家の本棚で眠っていました。