薔薇色の吐き気 | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

失った恋に疲れたアノ夜に身体を許した君はまるで鮪だったね

切れぬ泪は頬を伝って

偽善に彩られた行動は相変わらずセピア色

簡単に見れた秘密は何だか味気なくて、むしろ吐き気を覚えたんだ


失った感情を懐かしむ夜に僕を忘れた君はまるで空気だったね

切れぬはずの糸が切れて

虚構に彩られた行為は相変わらず薔薇色

見せびらかせた過去は何だか味気なくて、むしろ虫唾が走るんだ


「あなたの欲望処理に身を投じる覚悟は出来てるわ。」

「心行くまで…せめて朝日が昇るまで抱き締めて…。」

「失ったモノを思い出せなくなるまで続けて…。」

「絶頂で見る絶景を瞼に焼き付けたら、足音消して歩いて行くわ。」


真実と虚構は表と裏で使い回しですね

公式に当てはめた恋愛の答えは、今回もお約束通り、小数点以下繰り上げですか?



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2005年3月9日に書いた詩です。

もう4年以上の月日が流れています。

ノートに綴った100近い詩は実家の本棚で眠っていました。