【映画評】FALL/フォール ポテチ映画。 | 模型づくりとか趣味の日々リターンズ

【映画評】FALL/フォール ポテチ映画。

FALLでございます。

 

クライマーのベッキーは、クライミングの最中に夫ダンを滑落で亡くしてしまう。その場に居合わせた友人ハンターは一年経っても傷心癒えないベッキーが心配でならず、ある冒険をベッキーに提案する。それは地上600メートルの高さにそびえ立つ電波塔の登頂だった。サビかけた梯子を延々登り、遂に頂上に達する。喜びに浸る二人だが、直下の梯子が崩れ落ちてしまう。二人は生還することが出来るのか…

 

サバイバルモノとでも言うのでしょうか。一人とか二人で危険な場所に取り残されて生還めざす系の映画。大作もありますが(「キャスト・アウェイ」「オデッセイ」「ゼロ・グラビティ」等)、登場人物が少なく低予算のもの(「127時間」「オープン・ウォーター」「ロスト・バケーション」等)はアイディア勝負で、ハラハラドキドキする場面を如何に考え出して映像化していくか、お手並み拝見、楽しく見られます。

 

このFALLも十分に手に汗にぎり、ドキドキする内容で、及第点と言って良いでしょう。スマホやらネットでの動画中継やら今風なアイテムが盛り込まれてもいます。途中でハンターの秘密が明かされ…は、ストーリーを単調にしないための要素になっているとは思いますが

、まあ無くても良いかな。最終的に助かるのも、同じ作戦をやり方を変えて2回するだけだし、結局スマホで助けを呼ぶのとドローン使うのを2回ずつやるだけなのでアイディア不足かなーとも思うし、終盤の実は…は、いやあ何というか、おっとっと…なんですが、休日のひとときをビールとえびせんをお供に過ごすには十分です(いやまあ未見なら127時間かロスト・バケーションの方がオススメか…)。