【映画評】65 いかにも配信専用っぽい、低予算ほどほど娯楽SFアクション
65でございます。
Amazonprimeのオリジナル作品です。これもアレですね。配信会社の製作モノにありがちな、一人だけ有名俳優出すけど低予算映画だし出来はほどほど。
ぶっちゃけ言ってしまえば観なくても困らない類のものですが観たらそれなりに楽しめる、というモノ。
はるか昔、宇宙の果てにいる生命体のパイロットが宇宙の探検に乗り出す途上で隕石群に遭い不時着。その不時着した先が恐竜の闊歩する6万5千年前の地球だった。パイロットは生き残った唯一の乗員の少女と2人、救命艇の落ちた地点まで徒歩で移動しなければならない。やがて数時間後に地球に大隕石が墜落するとわかり…
昔の宇宙人の見た目が人間そのものというのが既にアレだけど、まあそこは置いといてw
ジュラシックパークやらアバターを思わせる、大小の恐竜に襲われたり撃退したりの流れがメイン。古代の地球の森はなにやらコロラドあたりにありそうな景色で、やけに地面が平らで全力疾走しても転ばない!言葉の通じない少女との徒歩移動は、なにやらNetflixのオリジナル映画「ミッドナイトスカイ」を思わせるが、こちらの方がだいぶマシ。そこはやはりアダム・ドライバーの手抜きの無い演技に支えられている。話が進むほどに事故やらケガやらで、だんだんと体がヘロヘロになる。高い木から落ちて「うむおおおう」と痛がる。足引きずって走る。その芝居ひとつひとつが中々に説得力がある。
まあ観なくても困ることはないが、まずまず楽しめますので、お正月のお楽しみにどうぞ(明日から仕事だけど)。