【映画評】ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 評価は保留
トムさんでございます。
観ましたよ~ m:iシリーズ第7作。それも二部作と来た。
これまで様々な強敵と闘ってきた、トムさん演じるMIFのエージェントであるイーサン・ハント。本作の敵はなんとAIだ!もうSFの世界じゃないか。次は宇宙人とでも戦うのか!?
これがあれば世界を意のままに出来るAIと、それを狙って暗躍する超大国。これを手に入れて売れば大儲けな武器商人とか、なんせあれやらこれやら寄ってくる。で、イーサンといつもの面々は、これが特定の国に渡れば世界を支配される。誰かの手に渡る前に破壊しようと動くわけだ。
そもそもなぜイーサンがIMFのメンバーになったのか、といった部分にも触れ、彼とつながりのあった様々な女性たちについて語られたりなど、なにか集大成的なものも感じさせる。トムさんはこの作品で本シリーズを完結させるおつもりか?
もうアクションはいつも通りの迫力で、2時間半以上の上映時間をハラハラドキドキ楽しませてくれる。ただ前後作ってことで時間に余裕があるせいか、各シークエンスがやたらと長いんだ。カーチェイスとかいつまでやってんだ?
話もなにやら重くて長くてテンポが悪い。いつものトム・クルーズの軽いノリも、クスリと笑わせるシーンも無い。
楽しい夏休みのひと時を楽しむには十分過ぎるほどのご馳走だが、シリーズのファンとしては、もろ手を挙げて「大傑作!」とは言えない、のが正直なところ。
しかしながら本作には後編があるのだ!
もしかしたら後編で、何か思いもよらない大どんでん返しとか、今回の閉塞感をブッ飛ばしてくれるような展開があるやもしれぬ。それに期待して、今作の評価は保留!