【書評】『三体』 さすが中国 スケールが違う | 模型づくりとか趣味の日々リターンズ

【書評】『三体』 さすが中国 スケールが違う

SFなのに文化大革命のシーンから始まるなど、前半は、先の予想の全くつかない展開でハラハラワクワクさせたが、宗教団体のような連中が出てくるのはありきたりの流れで若干興ざめ。それでもこのボリュームを読ませる作者の力量は大したもの。とはいえ何しろ長いので、途切れ途切れに読んでいては筋が分からなくなってしまう。ある程度時間取って、がっつり座って読むことをお勧め。ところでこの作品、三部作で続編は5割増し、その次は倍量だと…ついていけるかどうか…