こんにちは、東京在住のサラリーマンギタリスト冨山吉孝です。



 

「Fコードを一切使わないギター弾き語り」いよいよ実践編です!



 

今回は細かい理論はすっとばして「まずは一曲弾けるようになること」を最優先にしています。



 

その為、「曲を弾き語りするだけだったらこのエントリーで十分」であるようにしております。



 

※概要はこちら→「Fコード」を一切使わずほぼ全ての曲を弾き語りする方法(概要編①)

 

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まずは必要最小限のコードを覚える

 

初心者の皆さんでも既に覚えたコードはたくさんあると思いますが、




 

 

 

 

まずはいったん全部忘れてください

 






 

 

そんでもって以下の13のコードを騙されたと思って覚えてください



 

変形Key=Gのコード7つ

 


 

変形Key=Dのコード6つ

 



 

これらのコードは従来のコードを「簡単」かつ「おしゃれ」に変形したものであり、



 

「Fコード」のようなバレーコードが一切出てこないので初心者にも簡単に弾くことができるコスパの良いコード達です。



 

同じ名前で形の違うコードがいくつかありますが、とりあえず「変形GのBm」とか「変形DのG」みたいな感じで分けて覚えておきましょう。



 

図を見ずに指定されたコードをサッと弾けるようにまでなれば完璧です!!



 

この奏法ではカポタストというアイテムを駆使して

 

 

 

「ほぼ全ての曲をこれらのコードのみで演奏できます!」




 



 

実践編~変形Key=G~

 

ギターとカポがあり、13のコードを覚えたらもう既に準備OKです!



 

大袈裟じゃなく「既にこの世のすべての曲を演奏する準備」が整っています。



 

さっそく例をもとに練習を開始してみましょう。



 

練習曲 チェリー/スピッツ



 

この曲はKey=Cなので下の表をみると(※曲のキーについては★注釈1へ)




 



 

Key=Cはcapo.5 Play=Gとなっています。これは「カポタストを5フレットに着けて、変形Key=Gで演奏する」という意味です。



 



 

という訳でカポタストを5フレットに装着します。



 

次に「チェリー コード」と検索します。すると「U-フレット」や「J-Total Music!」がTOPに出ましたよね?



 

どっちを選んでもいいですが、



 

U-フレットなら上の方にある「移調±0」のプルダウンを「-5(capo5)」に



 

J-Total Music!なら上の方にある「移調(-)」ボタンを5回押します。




 

これで画面のコードが先ほど覚えたコードに変わっているはずです(!)



 

※時々覚えた以外のコードが登場する場合があります。対処法は★注釈2へ



 

後は好きなだけ弾き語りを楽しみましょう。

 

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実践編~変形Key=D~



 

練習曲 3月9日/レミオロメン



 

この曲はKey=Fなので下の表をみると(※曲のキーについては★注釈1へ)




 



 

capo.3 Play=Dとなっています。これはチェリーと同様「カポタストを3フレットに着けて、変形Key=Dで演奏する」という意味ですね。



 



 

という訳でカポタストを3フレットに装着します。



 

次に、同様に「3月9日 コード」と調べて、



 

U-フレットなら上の方にある「移調±0」のプルダウンを「-3(capo3)」に



 

J-Total Music!なら上の方にある「移調(-)」ボタンを3回押します。



 

後は好きなだけ弾き語りを楽しみましょう!!


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最後に


 

皆さん、「Fコード」を一切使わずほぼ全ての曲を弾き語りする方法 いかがだったでしょうか、



 

元々僕は要領のいい方じゃなく、プロのギタリストになるまでも「勝手な思い込み」により「効率の悪い練習」をたくさんしていました。



 

しかし、実際ギターが弾けるようになると気付くことがいっぱいあります。



 

「え、Fとか全然使わないんですけど・・・」



 

「カポ付けてGとかDで演奏する方がコードの響きかっこいいんですけど・・・」



 

など。



 

もちろん沢山コードを覚えて適宜使い分けることができるギタリストは素晴らしいです。今でも僕は満足にできないと思います。



 

しかし、一番最初に初心者が使うコードはこんな単純なもんでいいはずです。なぜならその方が「練習が楽しくて、続くから」



 

すっごい単純な話でギター上手くなるには「たくさん弾く」のが一番の近道です。(ギターに限らずなんでもそうですが。)



 

その為には「不完全なコードであっても一人で一曲演奏を完結できる」ことが最も重要だと考えました。



 

という訳で、僕はこの講座の目標を「弾き語りできること」にしたわけです。メンバー居なくてもできるもんね。



 

ギター始めたばかりという人や、ドロップアウトしたけどこのブログを読んで復活したという人は是非




 

「あなたの好きな曲を思う存分弾き語りして楽しんでください!!」




 

そうすればしばらくしたら勝手に「Fコード」も弾けるようになるでしょう



 

それでは、素敵な弾き語りライフを!







 

★注釈1

 

上で紹介した2曲ではなにくわぬ顔で「この曲のKeyは○で~」とか言ってますが、


 

曲のキーをコードのみから判断するのは実は結構難しいです。


 

J-Total Music!なら載せてある曲もありますが、載ってないのも多いため、現時点ではお手あげです。


 

というわけで当エントリーの「コメント欄」にて「○○のキーってなあに?」と聞いてくれれば対応しますので、気軽にお問い合わせください!


 

★注釈2

 

コードを変換した後に覚えたコード以外のコード表記が登場することがあります。


 

・最初の内はコード進行に出てくる「△7(M7)」「7」や「sus4」や「♭5th」などは全部無視していいです。そのかわり「#とm」は残します。


 

例 GM7→G   Em7→Em   D△7sus4→D   F#m7♭5→F#m


 

・分数コード(またはオンコード)の場合下側のコードにする

 

例 変形Gに出てきたG/F#→F#m(変形Gの表記に合わせる)

変形Dに出てきたDonF#→F#m (変形Key=Dの表記に合わせる)



 

以上の処理を行った後でも覚えたコードと違うコードが登場することがあります(!)


 

しかも実は結構高い頻度で登場したりして、そのコードがその曲の味だったりします(!!)


 

その時に出てくるコードはどうしても覚えるしかありませんが、上手く覚えたコード内に変換対処することもできます(コメント欄で質問してください。その曲のブログを更新します)




 

という訳で今後の更新では一曲に着目して、簡単に弾けるアレンジを伝授していこうと思います。

 

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