ミ ッ チ ー です。
日吉台のバス停でバスを待っているだけで、ご婦人方から
「かっこいい！！
」と黄色い声がとぶこの男性。
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はい！その通り！川柳作家の 新藤孝廣 先生です。
日吉台にお住いの新藤先生は宮城県芸術協会のご所属。
川柳クラブの会長、川柳教室での講師、新聞の川柳選者、
仙台シティエフエム『Radio3』の「川柳５７５便」
放送は木曜日12:00～13:00（再放送は土曜日8:00～9:00）
大崎ケーブルテレビ「あいラブせんりゅう」
でも選者を務められています。
あげればきりがないほど多くの講座やメディアでご活躍中です。
「いつどこで誰と会うかわからないからね」
スーツを格好良く着こなし、びしっとキメています。
ポケットチーフのたたみかたもおしゃれ
同じく川柳の大家であられたお父様がお亡くなりになられてから27年間、
会社員をされながら川柳に関わっていらっしゃいました。
川柳というと駄洒落や笑いが最初にくるように思えます。
ある企業が主催するサラリーマン川柳とか。
でもオモシロオカシイことが川柳の本質ではありません。
川柳の3要素「穿ち（うがち）」「軽み（かるみ）」「滑稽（こっけい）」
で「人間を詠むこと」が川柳。
・・・と言われるとちょっと難しい感覚がありますが、
季語が不要で、人の心の風景を詠う川柳は、俳句よりも身近な文芸です。
川柳を詠むために必要なことはなんでしょう？
「日ごろからいろいろなものを興味深く観察したり、
物を見て感動したりして、感性を磨くことです。
心の底から自然に湧き出るようなおかしみを、
素直に自分の言葉で吐けるようになること。
きれいな言葉でなくても良いのです。
子ども達にもそう教えました。」
そう。先生は、富谷町が行っている
「学校と地域をつなぐ取組み」の一環として、
1月17日と31日、日吉台小学校6年生全クラスを対象とした
川柳教室を開催しました。
川柳の歴史、俳句との違い、そして川柳の作り方を教えた後は、
実際に子ども達に川柳を詠んでもらいます。
作った句はすべて、先生による添削がされました。
1人で4句作った生徒もいたそう！
「生き生きと授業を受けていて、
そして一生懸命作った句を見せてもらい、
大いに感動させられました。」
学校では授業以外の時間を作ることはとても難しいそうですが、
『「言葉の教育」の足りなさ』を補うという意味で、
先生や生徒にとってとても有意義だったようです。
そしてこの授業後、先生のラジオ番組に投句してきた生徒が！
2名が入選、うち1名が見事！最優秀をとりました。
「結ぶ」が課題だったこの日の句はこちら。
（お名前はここでは伏せさせていただきました）
ああ。心寒いときは誰かと一緒にいたくなるよね。
そして優秀賞となった句を詠んだ子とその担任の先生が、
「川柳５７５」に出演！放送は3月6日（木）、再放送は8日（土）です。
富谷地域でRadio3を受信するのが難しい地域があるかもしれませんが、
土曜日の再放送は「ｆｍいずみ」でも聞く事ができます。
http://www.fm797.co.jp/
朗らかでパワフルで上品な新藤先生の魅力にすっかりめろめろ。
これは黄色い声があちこちから飛び交うのもなっとく
ところで、新藤先生は日吉台2丁目町内会長さんでもあります。
この日、副会長さんの佐藤さん＆青柳さんにもご同席いただいて、町内会の取組みについてもお話を伺いました。
町内会と言えば、
面倒だし・・・
忙しいし・・・
順番が回ってきたときにこなすだけだし・・・
地域も人もあんまり知らないし・・・気が重いなぁ
しかし日吉台2丁目町内会は、
「わたしがやります」
と手を上げる人、かなりいるそう。
なぜですか？
「負担と思わず楽しめるようにすること、
地域や誰かに為になることがうれしい！という気持ちをもつこと、これに限ります。
だって、そうすれば自分もうれしいじゃないですか！」（by佐藤ふくかいちょ）
でもそれって、多くの人がそうは思っていても、
実際はなかなか実行できないことですよね？
「トップがちゃんと責任を持つこと
うるさいことは言わずに周りの人に任せること
そのため信頼関係をしっかり築くことです」（by新藤かいちょ）
新藤さんの求心力と、それを支える周りのみなさんの実行力と
優しい思いが集まって輪がどんどん大きくなっているようです。
町内会を影で支えるご婦人方も集まり、
2月最後の土曜日は深夜までワイワイと○み会状態！
こんなコミュニティが近くにある日吉台2丁目の皆さんはちょっとうらやましいな。
ちなみにミッチー、今回はBLACKOUTしてないぴよ。