富谷町の遺跡調査に探検隊も同行しちゃった!(小野目館編) | 宮城県富谷町の TOMIYAあったか探検隊

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こんにちは~! サル    ー です。



富谷町内には、室町時代から戦国時代の 
城館旧跡 が各地域に見られます。


江戸時代の書物、

仙台領古城書上
(古代から近世までの仙台藩内の城や館を実地調査に基づいて紹介した研究書)

によれば、黒川郡内には
33の城があったそう。

広さの割りに数が多いとされています。



うち、富谷地域には古城や旧館と呼ばれる旧城址が
10ありました。

大半は
黒川氏の家臣が居城していたようです。


黒川氏とは、大和町鶴巣下草にある鶴巣城に居城し、伊達政宗公に

滅ぼされるまでの約百数十年の間、黒川地方を支配していた大名です。



旧跡がある土地は個人の所有がほとんどで、その中に入ることは

なかなかできないのですが、


ありがたいことに
富谷町生涯学習課の皆さんの遺跡調査に

同行する機会をいただきまして、


・二ノ関の「門前城」

明石の「小野目館」


にあったか探検してきました。



皆さんの調査の邪魔にならないようにっと・・・・。



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まずは明石の小野目館をご紹介。

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県道57号沿いのこんもりした山が小野目館跡。


天正年間(1500年代後半)に鈴木美濃という武将が居城していたそうです。


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南斜面にある熊野神社。この背後の山が小野目館。


山は竹と杉に覆われているので、かき分けて進みます。


山頂には凄いものがあって、敵の侵入を防ぐために
尾根筋を分断するように掘られた

「堀切」

というのがあるんです。

かなり大きな規模でした。もちろん人の手で掘られたものです。

・・・・写真が無くてすみません




近くにお住まいの方のお話では、かつて、ここでプラムや桃などの果樹を作っていたこともあるそうです。

また、「もしかするとお城があったころから使われていたのでは?」という湧き水があり、サンショウウオも見られるそう





新しく開発されている住宅地「明石東」がすぐそこなのですが、

なんだか別世界のような小野目館。

風に揺れる竹笹の音の間から・・・


古の人のおしゃべりする声が聞こえそうで・・・・

聞こえなかったかなー?
耳






次は門前城もご紹介します。



参考出典:富谷町誌(旧)


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