こんばんわ。
少し前ですが、NHKで立花隆さんの特番がありました。
立花さんは去年の4月に亡くなり、1年経つので、これまでをふりかえる内容でした。
立花さんはジャーナリストであり、生物学、環境問題、医療、宇宙、政治、生命、哲学、臨死体験など多岐にわたる分野について執筆されております。
立花さんが伝えたかったのは、「人間と何か?」、「人間はどこへ向かっているのか?」を明らかにしようとしていたようです。
昔に比べて医学が進歩し、寿命は延びております。
それは人間であるので、誰でもいつか寿命は訪れます。
それは避けることはできません。
しかしながら、人間は子孫などに生命は受けつがれ、人の意思や知識は次の世代に受け継がれていきます。
そして、さらに知識は深まり、より高い知識領域へと向かっていきます。
たとえ個人は亡くなったとしても、他の方が意思をつぐことで、さらに高い知識領域へ導いていきます。
つまり、人とは高い知識領域へ引き上げる生命循環体のようなものと考えていました。※全体の考え方のイメージです。
立花さんは、以前膀胱がんがみつかり手術をされました。
癌についても言及しておりました。
癌細胞は正常細胞とわずかな違いで、生まれてきます。
また癌細胞が生き延びようとするのは、正常細胞の成長サイクルの本質に由来するそうです。
癌細胞が無増殖に細胞を増やそうとするのは、正常な細胞が増殖の仕組みと表裏一体とのことです。
多発性骨髄腫がなかなか完治しにくいのもの、形質細胞自体はもともと多くの細胞の根源にかかわるところなので、形を変えてでも生き延びようとするのもわかるような気がします。
※本質を理解しても、治療方法を確立することが最も大切です。
死後の世界についてですが、宗教から輪廻転生を考える人もいますが、あくまでも立花さんは科学者の立場から死後の世界は無になると考えていました。輪廻は存在しないと考えておりました。
立花さんの考え方もわかりますが、自分は魂や幽霊もありそうな気がするし、まだ科学では説明できない領域もあるようにも感じます。輪廻はわからないし、あって欲しいと考えているところもあります。
せっかく生まれてきたんだから、最後まで生き抜く、生き切ることが大切だと思います。
苦しいこともありますが、少し休む、気分を変えてみることも大切だと思います。
今回は抽象的でわかりにくい話しだったと思いますが、自分はずっと気になっていたので、ブログに残しておきます。
読んでいただき、ありがとうございました。