久しぶりの更新です。。。
ここ数か月いろいろありました。。。。
自分の体調がよくなかったこともあったし、大きい出来事はおばあちゃんが亡くなったこと。
去年、一人暮らしを始めるまで実家で一緒に暮らしていたおばあちゃん。
私が引っ越したくらいの頃は一人でトイレに行けてたんだけど、たまに実家に帰ると小さいばあちゃんがどんどん小さくなり、トイレにも一人で行けないようになり、母親が毎日一生懸命お世話していました。
だんだん小さくなっていくし、年齢も年齢だからいつ何が起こってもおかしくはないと思っていたけど、その日は本当に突然訪れました。
母親がまだ寝てるんだ・・と思ったくらいに眠るように亡くなったばあちゃん。
突然の出来事でびっくりしたし、悲しいし涙もいっぱい出たけど、その反面”ああ、自宅で亡くなってよかったな。。” って何度も思ったし、ほんとにいつも寝てるみたいに亡くなってたから幸せな亡くなり方だったんじゃないかな・・って思いました。
もうちょっと頑張るかな・・と思ってたけど・・・・。
実家にいる時もそうだったけど、一人暮らし始めて実家に帰るときとかも、持って行けるときは出来るだけ、手土産を持ってったりすると”高いもの買わんでええ。顔見せるだけでええんやから”ってよく言われました。
ばあちゃんと暮らして30年近く。
一緒に暮らしてると嫌なことはたくさんあって、勝手に部屋に入ってきて片付けちゃうこととか台所で何か作ってると、それを見ては「こうしたほうがええ!」とか言われると、本当にイライラして、全然話さないときなんてしょっちゅうでした。
今までのばあちゃんに対する気持ちが変わったのは韓国留学して帰ってきたときが一番大きかった気がします。
あまりやさしく出来なかったのが出来るようになったのは、気持ちの変化とおばあちゃんが歳をとってきてる姿を目の当たりにしたからなのか。。。
おばあちゃんが亡くなって、葬儀まで何日かあったので実家で最後の数日を過ごしました。
色々なことを思い出しました。
小さいころ、まだ神戸に住んでたばあちゃんから荷物が送られてくると必ずお菓子が入ってたので、ばあちゃんからの荷物が届くといつも嬉しかったこと。
夏休みになると、そのほとんどを、ばあちゃんが住んでいた須磨で過ごし、家から水着のまま歩いて海に行ったこと。
となりの水族館や小さい遊園地で遊んだこと。
そして焼けた肌にばあちゃん手作りのレモンの化粧水をつけた事。
丸いちゃぶ台でいつもご飯を食べたこと。
ばあちゃんの昔ながらの足で動かすミシンでよく遊んだこと。
近所のお店に買い物にいったらお店の人がお菓子をくれて、そのお菓子がすごく美味しかったこと。
ばあちゃんの住んでいた入口の階段が長いアパート。
それから家族みんなで網代へ旅行へ行ったこと。それと、母親とばあちゃんと3人で行った温泉旅行。
本当に、いろいろな事を思い出しました。
当たり前が当たり前じゃなくなる。
いつも居たはずの人が居なくなる。
時間が過ぎる・・・時が経っていくとはこういう事なんだ。と実感しました。
でも、亡くなったから終わりではないって私は思ってます。
