始まりは
10月5日(水)、午前4時。
ここ最近の常で、3時半くらいにトイレに行きたくなり起床。そのまま寝れんくて、前夜に課金しまくって読んでたケータイ漫画、ホットギミックを再読。
本題とはズレるが、ホットギミックおもろい。。オレ様系天才男子のアプローチにキュンキュンする三十路ぴよみ。。最初の3巻まで無料やったから3巻までで止めるつもりやたのに。。がっつり課金して全11巻読みますた。。久しぶりの恋愛漫画のトキメキやった。。橘くん。。❤️
本題に戻ります。
4時くらいからお腹がキューッと痛み出した。
予定日が前日の10月4日やたから、普通に考えれば陣痛なのだけど
前夜にも同じようなキューッがあって、それはそのままおさまって。検診で看護師さんに伝えたら
「前駆陣痛ですね！本陣痛がくるまでに何度かきますよ！」
と教えてもろたので、何となく今回のも前駆陣痛なんかなーと思い、
キューッに耐えながらホットギミックを読みふける。橘くん。。❤️
異変を感じ始めたのが4時半くらい。
あれ？
キューッの波が明らかに規則的だぬん。
あれれ？
しかもキューッの止まる感覚が5分を切ってるぬん。
5分間隔切ってるとか
本陣痛やったらやばくない！？経産婦で5分間隔って、やばくない！？
とりあえず歯磨きをして←妙な冷静さ。今思ったら色々順番間違えてた。笑
ここで一樹マンを起こす。5時くらいやったと思う。
「陣痛かもー。病院行きたいかもー。ちょっと様子見るけど、念の為起きてー。」
尚、一樹マンは予定日に備えて月曜火曜と実家に泊まってくれてた！！むっちゃありがたい！！
その後、トイレに行くと
おしるしっぽいドロッとした出血。ありゃりゃ。こりゃまじで病院だわわ。
ここで産婦人科に電話
「5分間隔を切ってますー。おしるしっぽいのが出ますたー。」
一樹マン、この電話を横で聞いてて、え！？もうそんな状況やったん！！？とビックリする。
病院に行くことが決まり、両親に声掛け。
5分間隔切ってる報告に、母も焦る。
父から「頑張ってな！」の激励をいただく。
スヤスヤ眠る幹太を起こしてはいけないので
寝顔を眺めたり撫で撫でなどはせずに、寝室をソッと出る。
母に送り出してもらい、一樹マンの運転で、病院へ！
道中、ドンドン増してくる痛み。いたいいたい、いたい！
なんやかんやで病院到着は6時前くらい。
先に玄関前でわたしだけ降ろしてもろて
インターホン押すも
「ご主人も一緒？それやったら一緒にインターホン押してください。その時にカギ開けるから」
と言われる。うそやん！！一刻も早く中に入れてー！笑
お腹痛いんですけどー！！笑
玄関から駐車場に向かって名前を呼ぶも、聞こえるわけもなく、結局駐車場までトボトボ歩いて一樹マンを伴い、建物に入る。
診察していただき、この時点で子宮口は3センチ。
服を着替えて、陣痛室をすっ飛ばして最初から分娩室へ！6時15分やった。
経産婦は進行が早いからかな？
嬉しい！夢のスピード出産にワクワク！
ドンドン痛みは増してきたけど
合間はまだ喋れたから、一樹マンと会社のこととか、幹太のこととか、世間話。
今日幹太、遠足いけそやなー。台風逸れて良かったなー。などなど。
あと、何とこの日ついてくれた助産師さんの息子さんも幹太やった！もちろんアダ名は幹ちゃん！嬉しい偶然！❤️
仕事の関係で一樹マンのタイムリミットは9時半。
お昼までには出産できると思うよーと言われたので、何とか間に合ってほしくて和花ちゃんに出といで〜と声掛けしてお腹さすさす。
そんでまぁ
この辺からガチの出産への道が始まったわけですが
なめてた。
完全になめていた。お産の痛みを。
いやだってさ。
2人目でしかも女の子やから楽やと思うやん。
そら痛いのは痛いに決まってるけどさ
幹太よりは楽なんかなーぐらい、思うやん。
楽なわけ、ないですよね。
痛い！！
痛い！！！
とにかく痛い！！！！
さっきまでの世間話の余裕はどこへやら。
のたうちまわり始めたぴよみ。
痛みを逃すために、一樹マンに尾てい骨らへんをグリグリしてもらう。
あんまり痛がるわたしを見て、助産師さんが子宮口チェック。
けど、相変わらず子宮口は3センチ。
そこで助産師さんから痛み止め打つ？と聞かれる。
何それ！痛み止めとかあるん！？陣痛が緩和されるん！？そんなんあり！？ありなん！？
ちょっとだけ迷うも、ハイ！！と答える。
が
陣痛が緩和される
なんてそんな夢みたいなことは、なかった。笑
薬打ってるんやからマシになってるんかもしいひんけど、あれでマシになってるんやとしたら世の中の産婦さんみんな凄過ぎ。←繰り返しますが経産婦です。笑
引き続き、のたうちまわる。
そして
合間合間で、ホットギミックの橘くんやったらこんな時も厳しい言葉しか掛けてくれへんのかな。オレ様系天才男子、むっちゃ好きやけどこんな時に厳しい言葉しか掛けてくれへんかったらそれは嫌やな。けど橘くんカッコいいな。。とか考える。脳内が完全に橘くんに支配されてる状態。笑
ただ、やっぱ進行はむっちゃ早かった！！
前は最後の最後に現れた院長先生が早くも診察しに来てくれて
「破水させて、お産を進めましょう」
と神の一声。
進めましょう！！進めましょう！！！！
この辺で確か子宮口が5センチくらいやったかな？
こっからほんま早かった！
助産師さんから
「いきみたくなったら、いつでもナースコール押してね！」
院長先生から
「なんかあったらドンドンナースコール押しましょう！経産婦さんやからね！」
と言ってもらい、まじでナースコール押しまくるぴよみ。
前はいきみオッケー段階まで何時間もかかったのに！！もうそんな段階！？幸せ！
いきみたかったらいきんで良いよ！
と言っていただき、ガンガンいきむ。
呼吸が荒くなてきたので
一樹マンにも声掛けしてもらいながら
フー！フー！としっかり息をはく。
そしたら
みるみる内に子宮口はひろがり
助産師さんから「赤ちゃんの頭出てきてるよ！」のお声！
まじか！！！早いな！！
もうこの頃にはいきみ続けてたぴよみ。
お産の感覚は覚えてたから
和花ちゃんが確かに下りてきてることは分かってて
だからもうあとちょっとやってのがよく分かった。
だからもう、早く出てきてほしい一心でいきみ続けてしまう。
そのせいで呼吸が乱れまくる。
しかも
気持ちとは裏腹に痛みに耐えられない・痛みから逃げたい本能が働いてしもて
腰を浮かしてしまう。
脚元に集まる先生たちから
「ぴよむらさん！上がらないで！ちゃんと腰を下につけて！」と言われてるのに
痛過ぎて痛過ぎて何故か身体を上げてしまう！
身体を上げた状態でいきみ続けるぴよみ。
周りからの「いきみ続けたらあかん！呼吸して！」の声も無視していきみ続けてまうぴよみ。
ここできました。
院長先生の神の一声。
「ぴよむらさん！聞いて！赤ちゃんを、休憩させてあげましょう！いきみ続けたら、赤ちゃんが休憩できないから。」
まじか！！
いきみ続けたら、和花ちゃんが休憩できひんのんか！
そらあかーん！！
絞り出した母性と気合いで、いきむのストップ。
先生たちと一樹マンに褒めてもらいながら
いきむの我慢して、呼吸して、呼吸できる気しぃひんからフーッて声出してみて、ほんならちゃんと呼吸できて、いきむの我慢して、
タイミングを見計らった先生から、いきみゴーサインをいただく！
泣き叫びながら！！！
最後のいきみへ！！！！
それまでずっとあった痛みが
急になくなったと思ったその瞬間
デュリュリュンッ
出たー！！！！！
見えたのは、幹太にそっくりのホヤホヤ赤ちゃん。
幹太が産まれてきてくれて、最初に見た顔は絶対忘れへんくて、その顔にそっくりの新生児がそこにはおった。
髪の薄さも、おんなじ。笑
あぁ。。。
可愛い。。。
泣きながら泣きながら
和花ちゃん〜ありがとう〜。
よう頑張ったなぁ〜。
よう出てきてくれたなぁ〜。
会いたかったよ〜。待ってたよ〜。
可愛いね〜。
おかあちゃんやで〜。
と話し掛ける。
ううぅ
幸せ過ぎる。
その後、回復室にて2時間ほど過ごす。
その間、ほとんど和花ちゃんも一緒におれた！
9時過ぎには一樹マンも仕事へ！！
ありがとう！！！！
ほんまに感謝しかない！！
わたし1人やったらよう耐えられへんかったです！！
ほんまにほんまに、心から感謝！！！！
9時前にはお母さんも駆け付けてくれて、一樹マンとバトンタッチしてくれますた。
平成28年10月5日(水) 午前8時21分
体重2890グラム
身長48センチ
可愛い可愛い和花ちゃんが、晴れてぴよむら家に仲間入りいたしました！！
これから始まる新生活
幹太と和花ちゃんの2人育児
4月には和花ちゃん保育園デビュー、わたし仕事復帰
2人育児と仕事のバランス
不安が全くないってこともないが、ワクワクの方が100億倍でかい！！
新生ぴよむら家、楽しんでまいるます！！！
まずは
入院中にあるとゆぅエステが、楽しみ過ぎる！！！
かわわ❤️
