奈良の第一歩は、興福寺。
美少阿修羅像を拝観しに参りました。
像は宝物館に他の像と一緒に居ります。
興福寺は法相宗の大本山。前身は飛鳥の「厩坂寺」であり、もっと遡れば669年に藤原鎌足が病に倒れた際、妻である、鏡大王が回復祈願の為に建立した「山階寺」が 起源だそうです。
672年の壬申の乱後、都が飛鳥に戻った際に移建。厩坂寺となり、平城遷都の際、藤原不比等によって今の地に移され、「興福寺」と名を変え、今に至ります。
興福寺には、西金堂・中金堂、東金堂と三棟あり、現存するのは東金堂のみ。
※金堂とはご本尊を祭るお堂のこと
重文の本尊薬師如来像、日光・月光菩薩像、国宝の文殊菩薩像と維摩居士像、四天王像、十 二神将像が安置されています。
ちなみに、中金堂は現在再建中で、平成30年に完成予定です。
こちら五重塔は国宝。
京都東寺のとは大きさには負けますが、古都奈良を象徴する立派な塔です。ホテルの部屋からもライトアップされた姿を拝むことができました。
そもそも塔とは仏教の祖釈迦の舎利(いわゆる遺骨)をおさめるもので、今で言う墓ですな。ですので、中に入っての拝観はできません。
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