あの時の恐怖や不安は今も色濃く、心の中に残っているのだと思う。
どうか、その恐怖に1人で戦わないで。その不安を1人で抱え込まないで。
不安はちゃんと声に出して伝えて欲しい。
「自分より大変な人たちがいる。だから今の自分の気持ちを言うことは我儘だ」とか、「申し訳ない」など思い、不安や心配事を伝えたり、心底自分が楽しい気分になること、楽しいと思うことに躊躇してはいないだろうか?
でも、キミだって今回の震災の被災者なのだ。
どうか、1人で抱え込まないで欲しい。
一緒に考えて、よい答えを導きだしていこうではないか。
そして、キミは十分頑張っている。だから、あれこれと気負う必要はないのだ。肩の力を抜いてみて、初めて見えてくることもあるのだ。
遠慮をして内に仕舞い堪えるのではなく、思いをシェアし合い、互いの痛みを共に分かち合い、そして共に明るい明日を迎えようではないか。