記録的な猛暑が続き、歴代最高気温を軒並み更新するという異例の事態が続出だった昨年の夏。
「地球温暖化」を身近に感じた夏ではなかったかなぁ?って思いまする。
そんな暑い夏、日本の古きよき伝統「打ち」なるものをイベント化して日本各地で開催されたんさ。
んで、今年も大手町・丸の内・有楽町エリアで打ちイベントが開催されるよん。
そもそも打ちは熱い路面を水で濡らすことによって発生する気化熱の効果を利用したもの。
気化熱ってのは、液体が気体へ変化する時に必要とする熱のことで、この熱は液体が接しているところから吸収する特性があるんさ。
打ち水の場合、路面になる訳ね。
んで、熱が吸収されるってことは、その付近の気温が下がるわけで、打ちはその効果を狙ったものなんさ。
で、気温差ができると必然的にそこには空気の流れ(風)が起こるわけで、涼しく感じるんだな。
んでも、打ちをしたからといって、絶大な効果があるわけではないけど、水を撒く行為自体が涼感あってよいんじゃないかなと思う。
但し、時間帯には気をつけておくんなさいよ。
路面がガンガンに熱せられている日中に打ち水してもあっという間に蒸発してしまい、効果は半減。
朝夕の日の高くない時に打つべし!
ホースで撒くより、バケツから柄杓でバシャバシャと撒くのが望ましいんだそうな。
それと、水道水じゃなくてお風呂の残り湯など二次利用水を使うこともお忘れなく。