昨日は、教会学校の子どもクリスマス会だった。
クリスマスページェントといって、『降誕劇』を子どもたちが披露した。
その他、クリスマスの恵みについて牧師の話があったり、クリスマスの歌を手話で歌ったり、楽しい1時間半を過ごした。
降誕劇は、10月から練習をはじめ、今月からは衣装をつけて数回のリハーサルを行った。
毎年多くの子どもたちが与えられ、ページェント参加がきっかけで教会学校へとつながっていくのだ。もちろん、クリスチャンホームに生まれた子どもたちは聖書の話や教会での行事は、極々日常的なのだが、教会学校へ来ている殆どの子どもたちは、クリスマスといえばサンタさん。ケーキを食べチキンを食べ、ニンテンドーDSなんぞをプレゼントに貰う。そんな、一般的な家庭に育っている。
そんな子どもたちに、聖書の中の出来事や、イエス様がどうしてこの世にお生まれになったのか?そして、どうして十字架に架けられたのか?などを伝えるにはどうしたらよいのか?教会学校で子どもたちにお話をするとき、常に考えさせられる。
中には、親の愛情が薄い子もいて、愛情を求めるあまり行き過ぎた行動をとる子もいる。
親が不安定な状態だと、子どもは敏感だ。
個性豊かな子どもたちをどう一つにまとめるか。
演出家の手腕の見せ所なのだが、気負う必要はない。
子どもの目線で、子どもになり、一緒に歩いてきた2ヶ月。
大成功だった。
子どもたちのあの満足そうな笑顔。
何よりのカンフル剤だ。
来年はどんな子どもたちが与えられるのだろう?台本作りが今から楽しみだ。
クリスマスの恵みが、君たちの上にありますように・・・。
そう祈って、降誕劇の幕は下りた。