意外と知らない、モノの値段設定の
内訳を教えてくれます。
 
難しいことは抜きにして、モトを取るには
と言う観点で書かれています。
 
もちろん、モトを取ってしまうと、そのビジネスは
成立しないでしょう。
ただ、その企業の存在価値、社会に対する影響を考慮して
適切な利益に対して、お金を払いたいですね。
 
消費こそ、投資だと思います。
特に、この震災を通して、それを感じました。
よく考えた消費こそが、より良い社会を作ることになるでしょう。
 
私の家の近くのケーズデンキでは、震災直後の
数日間、懐中電灯やラジオを無料で配布していました。
停電の中、このラジオに助けられました。
 
安ければいい、と言う時代は、終わったのかもしれません。
 
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・飲食店の場合、原価:30%,人件費:30%
家賃,光熱費等の経費:30%で、10%が、利益になる。
 
・原価率は、カレー:21%,牛丼:36.1%,食べ放題:15~20%
餃子:19%,ハンバーガー:44%,ポテト:25%,ドリンク:10%
ラーメン:34.9%
 
・SPA方式:製造直販型小売業
(Speciality store retailer of Private label Apparel)
 
・欧州スーパーブランドの原価率は、5%以下。
おみくじの原価率は、1%以下。
 
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これでわかった!!値段のカラクリ/金子 哲雄
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