テレビでは、いつもニコニコしている いいおじさんに

見えましたが、結構、厳しい言葉が、続きます。

 

ただ、それは、ある領域を極めたプロだからこその厳しさでしょう。

その厳しさを普段テレビでは、見せないというのも、さすがプロフェッショナル。

 

生きている限り、感謝をもって、何かを行うというシーンが

多々ある事でしょう。

そういう意味では、この本は、人生哲学を、教えているのでしょう。

 

会席料理に関して、欧米人から、出汁の風味が、魚臭いと

何度も言われたと書かれています。

そう言えば、私も、以前、欧米の方に、おでんが、嫌いと言われた事が

ありました。

私は、とてもおでんが好きですし、味も濃くなく、癖がないので

薦めたのですが、予想外の反応に、驚きました。

ちなみにその時、理由を聞くと、「靴下の臭いがするから」と

言ってました。。。

 

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・会席料理は、欧米人には、好まれない。

 昆布と魚を干した出汁の匂いは、欧米人には、なじみが薄い。

 天ぷら,お寿司,焼き鳥,鉄板焼きが、喜ばれる。


・テーブルマナーの根底は、まわりの人たちとの調和。

 レストランに合わせて、自分のモラルで服装を考えて

 店に行くべき。それが、大人の判断。

 

・フランス人やイタリア人のレディス・ファーストには、下心がある。

 

・女性のイスは、男性が引く。

 

・ワインの予算については、ソムリエに、リストの金額の部分を

指でさしながら、「こんな感じで」と伝えると、相手に

わからないので、とてもスマート。

 

・もてなしのトライアングル(ホスト、ゲスト、サービススタッフの関係)が

 重要。

 

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