前橋高志会 国政勉強会2日目 | 前橋市議会議員 富田公隆オフィシャルブログ

前橋高志会 国政勉強会2日目


 昨日に続き、本日も衆議院第二会館にて会派(前橋高志会)の研修を受け入れていただきました。

①総務省
 『自治体DXの推進』
②環境省
 『カーボンニュートラル実現に向けた補助金』
上記の2項目について、各省庁の職員の皆様からレクチャーを受けました。

 自治体のDXについては、前橋市は先進的な都市として、総務省の資料でも紹介されており、担当者の方からも『DX推進計画』策定においては、前橋市さんを参考に1都市でも多く取り組んでいただきたいというお言葉をいただきました。

 また、違った角度からの先進的な他都市をいろいろと紹介いただき、デジタル技術を引き続き活用しながら、更に住民サービスの向上に取り組んでいかなかればならないと、改めて実感しました。

 続いての『カーボンニュートラルの実現』については、全国的にみて前橋市は多少遅れている面があると感じました。
 2050年迄のカーボンニュートラルの実現に向け、2030年迄に100箇所の『脱炭素先行地域』を選定するという環境省の取り組みの第1回募集(令和4年1月25日から2月21日)に全国から72の提案があったということでしたが、残業ながら前橋市からは提案は無かったそうです。群馬県下では、唯一、上野村から提案があったとのことでした。

 今回、見事に選定された都市は、26都市。単純に100都市までは、あと74都市あります。
 『地域脱炭素移行・再エネ推進交付金』等については、上記の脱炭素先行地域100選に入っていないと交付は難しいようでありましたので、積極的な都市と、そうでない都市とでは、どんどん差が開いていってしまう分野であると感じました。

 ただ、この募集にむけての支援として、地方公共団体等による地域再エネ導入の目標設定や合意形成に関する戦略策定、官民連携で行う地域再エネ事業の実施・運営体制構築、事業の持続性向上のための地域人材育成に関する支援『地域脱炭素実現に向けた再エネの最大限導入のための計画づくり支援事』が用意されているそうです。
 ただ、この事業も注目度が高く、令和3年度の補正予算16億5,000万円は全て無くなり、令和4年度予算は8億円という事でしたので、前橋市でも早急に取り組むべきと思いました。

 2日間に及ぶ国会研修を終え、段取りをしていただいた中曽根康隆事務所のスタッフの方々に御礼をしているなかで、偶然にも防衛大臣政務官である中曽根康隆さんご本人の時間が空いたということで、前橋市への帰路につく前に、急きょ防衛省に伺い、大臣政務官室でご本人にもご挨拶することが出来ました。
また、貴重な記念写真も撮らせていただきました。

 2日間の会派研修で学んだ事は、各議員が今後の総括質問や委員会質問、会派としての政策提言として活かしていきたいと思います。