新・群馬県総合計画について学びました | 前橋市議会議員 富田公隆オフィシャルブログ

新・群馬県総合計画について学びました


 本日は、15時30分より、群馬県知事 山本一太 前橋地区後援会役員総会・県政報告会に出席。

 山本一太知事の就任以来2年半での取り組みについてお話を伺いました。
 台風19号や豚熱、コロナ対策等に追われた2年半でしたが、それぞれに積極的に改善に向け取り組みながら、確りと成果を出してきています。
 新型コロナ対策としてのワクチン接種においては、2回目のワクチン接種の接種率が20代、30代、40代において全国1位であり、Gメッセでの積極的な呼び掛けや、LINEアプリでの予約等が有効に機能した結果と考えられます。

 挨拶の最後にも、第7波に備え、コロナワクチンの3回目接種の呼び掛けに尽力したい旨のお話がありました。山本知事は、情報発信力においては得意分野であると思われますので、引き続きの呼び掛けと成果を期待致します。

 場所を、昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)に移し、16時30分からは群馬県主催の『未来構想フォーラム』に参加しました。

 こちらは、3部構成で、1部は『知事による未来構想の提案』、2部は『知事と前橋市長によるディスカッション』、3部は『参加者と知事との意見交換』となっていました。

 『新・群馬県総会計画』で描く、2040年の群馬県の目指す姿が山本知事より発表され、実現に向けての3つのキーワードが示されました。

①快疎(かいそ)・・・ニューノーマルな社会では空間的に広く密ではない「疎」へのニーズが高まりましたが、群馬県が目指すのは、疎と同時に、自然、文化、産業、技術などによる豊かさや快適さを兼ね備えた魅力ある群馬県を作っていく事で、その様を表した言葉のようです。

②始動人(しどうじん)・・・これからの時代に求められる新たな価値を生む人物像を「始動人」と定義し、その育成に取り組んで行くことで、具体的には、自分の頭で考え、他人が目指さない領域で動き出し、生き抜く力を持つ人のことだそうです。

③官民共創コミュニティ(かんみんきょうそう)・・・産学官民が多様な分野で連携し、地域課題の解決に取り組むことで、今後は官民の力がつながり、公共部門にイノベーションを生み、共創の大切さを再認識出来るこの活動を群馬県内各地で加速させていくそうです。

 また、山本知事の考える群馬県の『近未来構想』としては、①リトリートの聖地、②クリエイティブの発信源、③レジリエンスの拠点、が発表されました。横文字が多くて良く分かりませんでしたが、勉強しておきます。(^_^;)

 第2分では、山本一太知事と山本龍市長のディスカッションが行われ、群馬県の取り組みと連携した前橋市の取り組み等について活発なお話しが展開され、少子高齢化による人口減少時代において移住政策に重点をおき、選ばれる県、選ばれる市を連携しながら創り出していく旨の話でした。

 人口とは、その都市の力であり、魅力であり、プライドでもあると私は考えますので、多くの方々から移り住んでみたいと思われる魅力は、これからの都市において重要な要素であると思われます。

 本日の報告会やフォーラムを拝聴して、私も引き続き、『住んで安心、暮らして満足』な前橋市を目指していきます‼️