取手市議会さんの議会ICT化をオンライン視察 | 前橋市議会議員 富田公隆オフィシャルブログ

取手市議会さんの議会ICT化をオンライン視察


 本日は、前橋市議会の前橋令明(会派・阿部幹事長)さんにお声がけいただき、前橋高志会(会派・笠原幹事長)も、取手市議会さんが先進的に取り組まれている『議会のICT化』について、タブレットを使用してのオンライン視察に参加させていただきました。

 取手市議会さんでは、昨年からコロナ禍でも議員間で議論を深めるべく、Zoomを活用しており、運用方法や活用事例について詳しく議会事務局次長の岩﨑さんにご報告いただきました。

 Zoomとは、Zoomビデオコミュニケーションズが提供するクラウドコンピューティングを使用したWeb会議サービスの名称であり、 Zoomサービス内にミーティングルームを開設し、ミーティングIDやパスワードを共有するユーザー同士で多地点と同時にWeb会議を行うことができるアプリです。

 委員会や特別委員会では、わざわざ大勢で現地視察すること無く、数名の職員の方々と会議中にオンラインでやり取り出来、3密回避や移動時間の節約が図れているそうです。

 また、完全にペーパレスに移行しており、日々の連絡事項だけでなく、膨大なページ数の予算書等もデータ閲覧方式に代えておられ、どうしても紙ベースで必要な場合には有料で販売しているとのことでした。これには皆さん驚かれておりました。

 問題点になりがちな、ベテラン議員の方々等へのデジタルデバイド対策も議会事務局の方々が中心となり、タブレットの使い方やZoomの使い方等を丁寧に教えており、今では全く問題なく皆さん活用されているとのことでした。

 総務省では、コロナ禍でのオンライン会議は評決も含め認められているとのことですが、取手市議会さんでは、災害時でも活用すべく法的整備を進められているとの事でした。

 約2時間のオンライン視察でしたが、取手市議会事務局次長の岩﨑さんの気合いの入った説明や議長さんのご挨拶等、大変有意義で勉強になったオンライン視察でした。