アーツ前橋 事業説明及び意見交換会 | 前橋市議会議員 富田公隆オフィシャルブログ

アーツ前橋 事業説明及び意見交換会


 本日は、アーツ前橋にて、第11回となる事業説明及び意見交換会が市議会議員向けに開催され、参加してきました。

 事業報告説明では、以下の写真にあるように6項目について当局及び館長の住友さんより説明が有りました。

 感心したのは、コロナ禍での開催となり、我々の会派であります前橋高志会の広報誌の表紙でもお世話になった企画展『地球はレモンのように青い』(廣瀬智央)の事業評価調書でした。


  この企画展の当初の目標入場者数は、4,000人であったそうですが、達成値では6,448人と161.2%を達成。
 また、決算見込みの収支比率においても、25.8%と高く、大成功と言えます。

 館長の住友さんに、この要因について質問すると、先ずは企画力であり、ねらいであった『日本を代表する現代美術作家である、廣瀬智央さんの創造力に触れる機会の創出』が成功したとのことでした。
 また、廣瀬智央さんがアーツ前橋の空間を熟知しており、館内の空間を最大限に活かせたことも大きいようだ。
 加えて、床一面のレモンがインスタばえして、#地球はレモンのように青いとのタグが、711件もあったそうです。

 アーツ前橋のInstagramをご覧になりたい方は、リンクを貼っておきます。⬇️⬇️⬇️

 全国的に、コロナ禍で各美術館とうでは、なかなか記事が無いなかでの企画展は、美術評論家の展評が多くの全国紙に取り上げられるなど、注目度も増し、美術関係者が多く来館したといいます。

 多くのプラス要素が重なったからだけでなく、マイナス要素もあり、この企画展に関連したイベント(トークショーや対談など)は軒並み中止となってしまいました。
 しかしながら、これをYouTubeで発信したことにより、コロナ禍でなかなか外出が出来なかった方たちの目にもとまり、逆にプラスに働いたことも大きかったようです。

 アーツ前橋のYouTubeにも興味のある方は、アーツ前橋で検索していただければ、直ぐにご覧頂けます。

 注目を集め、成功した企画展。この企画展には多くの企業協賛もあったようですので、今後とも新たなコネクションを活かしながら、今回盛り上がったノウハウを活用し、今後の企画展にも反映していただきたいと思います。

 最後に、現在開催中の『糸の記憶』(10月13日まで開催)を見学させていただきました。


 ここで、またまた驚かされたのは、養蚕を題材にした作品の映像のなかに、地元の松村さんがメインで映っていたことです‼️

 さすが、前橋市を代表する養蚕農家の松村さん。

 嬉しくなり、また、ご本人にもお伝えしなくてはと思い、・・・・

 松村さんに会いに行っちゃいました。

 松村さんも、撮影された事は良く覚えているが、アーツ前橋で作品として登場している事はご存知なかったようです。

 現在、養蚕作業の最盛期で忙しくて、なかなかアーツ前橋まで行けそうにないが、10月迄には行ってみるよとおっしゃってました。

 まだまだ日中は暑いので、奥様共々に熱中症には気を付けて頑張っていただきたいと思います。