敷島浄水場配水搭築造工事現場視察 | 前橋市議会議員 富田公隆オフィシャルブログ

敷島浄水場配水搭築造工事現場視察


 本日は、敷島浄水場にて現在工事中である新配水搭工事(施更第1号)の現場視察(市議会議員対象)に行ってきました。

(こちらは⬇️現在稼働中の現配水搭)
 現配水搭は、昭和4年に共用開始して以来、今日まで市民に美味い水を提供し続けてくれています。
(平成7年には内面防水改修済)
 主な配水エリアは、人口が集中している中心市街地です。

 そんな現配水搭も最新の耐震基準への適合やメンテナンス等のライフサイクルコストの縮減等の理由により、新配水搭へその役目をバトンタッチしようとしています。

(こちらは⬇️新配水搭の完成予想図です)
 シャープな印象ですが、現配水搭(通称:タンク君)
のような味わいは無くなりました(^_^;)

 しかしながら、この新配水搭は、ステンレス材で
すので、コンクリート製や鉄製のものよりも防水や防食性に優れているので、メンテナンスの費用や労力の面で大幅なコストダウンが見込めるようです。


ステンレス製の材料を位置(高さ)ごとのサイズに合わせて曲げ、溶接していくそうです。
(高い技術が要求されます)


基礎コンクリートとタンクを繋ぎ止めるボルトも確りとしています。


 この新配水搭はステンレス製の配水搭としては、日本で3番目の高さになるそうです。

 また、災害への強度も上がり、最大震度7クラスの地震にも耐え、万が一周囲の水道管が破断しても貯留された水を給水ステーション等に応急給水できるとのことでした。

 災害で、一番必要とされる水。

 今後の前橋市の安全安心の象徴として、無事故無災害で竣工されるよう、祈念します。