アーツ前橋意見交換会 | 前橋市議会議員 富田公隆オフィシャルブログ

アーツ前橋意見交換会



 本日は、年に2回程度開催されている、アーツ前橋と議会との意見交換会に出席させていただきました。

 前半は、現在開催中の企画展「ArtMeets04」(中堅アーティストを紹介するもの)の作品紹介と説明をしていただきました。

 今回のアーティストは二人で、
 ①写真を元に透明なフィルムにモノクロ反転したネガを描き、印画紙に直接焼き付ける写真技法(フォトグラム)を用い、版画で培われた技術を写真に活かした独自の表現力をもつ、
三宅 砂織さんと、
 ②動きを感じさせる平面作品や、映像的要素と絵画的要素を併せ持ちながら物事の認識や時間をテーマにした作品で活躍中の、
田幡 浩一さんです。

 お二人の作品を紹介された後、地下におり、加藤アキラさんの「孤高のブリコルール」について学芸員のかたから説明を受けました。

 加藤さんは、群馬トヨタで車の整備工を務めながら創作活動を開始し、身の回りにある日用品や道具などを素材とした作品を群馬で作り続けているアーティストです。

 後半は、会議室に移り、昨年度のアーツ前橋の事業報告と今後の予定について報告いただき、質疑と意見交換を行いました。

 全国の県庁所在地最後発の美術館でもあるアーツ前橋ですが、館長をはじめ、職員の方々、学芸員の方々の創意工夫の成果も徐々に現れてきており、昨年度の入場者は過去最高の85,000人にまで伸びており、開館から5年での目標である年間入場者数100,000人も夢ではなくなってきております。

 また、延べ入館者数も260,000入を越え、順調に推移しておりました。

 今後、ますます市民の皆様に愛され、認知されながら、全国に世界に存在感を発揮していただきたいと思います‼