第175回  花月俳句勉強会

 

    

 

    花疾風顔そむけつつ入院す       花月

 

    道問えば優しき案内花の道      美恵子

 

    日々の用足しつつ桜追いかけぬ    千秋

 

    冬晴れや老犬老女の散歩道      KAKO

 

    初優勝土俵を沸かす春疾風      JUN

 

    病得て窓から眺む茜雲        花月

 

    塵捲きて三寒の風首すくむ      KAKO

 

    催花雨やライムグリーンに惹き込まれ  JUN

 

    母の香が桜と共にふわり舞う     ムサシ

 

    春の花乙女心はときめくよ      ウエンツ夫人

 

    テレビ消して俳句に浸る冬の雨     千秋

 

    病院食終え桜の散るを観る       花月

 

    冬日向鳩寄り来ても一人かな      柿沼

 

           アパートに空き部屋いくつ春灯し    ムサシ

 

    身構えし最高寒波と君は言う      KAKO

 

    春雷や独り暮らしの方便無し      JUN

 

    「亡がらは花の根方に」と言い残す   千秋

 

    病院の壁に明るき菜畑や        花月

 

        

    

 

 

    第175回 ご参加を戴き有り難うございます。

 

    小生、入院をしましてこの所ペースが乱れて🙇ごめんなさい。

 

    次回の 第176回 花月俳句勉強会は 5月20日 (月)

 

    皆さんの俳句をお待ちしております。 ハイチャ、