第114回  花月俳句勉強会

 

 

 

 

蔦茂る窓辺のピアノ弾くは誰          花月

 

夕顔の儚きいのち天翔ける           美恵子

 

朝顔やこぼれ種から只咲きぬ         千秋

 

金木犀咲けば還暦黄泉がえり         KAKO

 

アザミの歌口ずさむ傍に秋の蝶        ポッキー

 

お赤飯義母は卒寿の彼岸かな         JUN

 

孫の漕ぐブランコ軋む秋の空          花月 

 

老僧のあたふたと来て玉の汗          美恵む

 

夕立に干物入れて友とTEL            千秋

 

秋霖や疼く古傷疼く過去              KAKO

 

インスタ映え写せば気取る石焼き芋       ポッキー

 

コロナ禍や娘に逢えぬ秋夜の長さ        ジェニー

 

車窓いま稲穂ふくふく里の夕            JUN

 

タイムライン並ぶ写真も秋色に          ポッキー

 

耳澄ます恋を奏でる虫時雨            ロングー

 

お取り寄せ京の至高や栗きんとん        JUN

 

道の端のかがり火のごと彼岸花         ぱいん

 

刈り揃う夫の襟足初秋風              KAKO

 

裏庭のドクダミ伐られ代替わる          千秋

 

のぞくごと涼風の来て資料館           美恵子

 

孫と語る宇宙の果てや秋の夜話         花月

 

 

 

 

第114回 花月俳句勉強会 皆様の投稿を得まして今回も

 

無事、盛会に行う事が出来ました。 感謝申し上げます。

 

次回 115回 花月俳句勉強会 10月5日 (火曜日)

 

ブロ友の皆さんのおいでをお待ちしております。  ハイチャ