火 鉢  亡き妻に捧げる 詩・・・


      


 年の暮れとなりましたね  これは去年の作品なのですが

どうしても載せたくて 一部分変わりましたが再掲載しました

  


  

      それは五十年前の 大晦日


  共稼ぎの 慌ただしさの儘に


  年の暮れと言うのに 何も無い


  火の気が無ければ しょうがないわね



  表の雑貨屋さんに なぜか一つだけ


  安い火鉢が 売っていたわ


  私 いつも勤めの 行き帰りに


  気になっていたのよ あの火鉢



  この四月に結婚してから 無我夢中


  家のローンを 払う事・・・


  土地のローンを 払う事・・・


  その為炬燵一つも 無い暮らし



  親爺さん なんでこの火鉢だけ安いんだい?


  ああ これかい これは角が少し欠けちゃってさ


  良く見りゃ欠けた部分には 墨が塗ってある


  だけど・・・自分の家で使う分には大丈夫・・・



  お金の少ない若夫婦 安ければそれで大丈夫


  火鉢を持つ手は 素手のまま


  結構火鉢って 重たいね


  ぶらぶら真ん中の 火鉢は揺れてます



  あれれ・・・ 折から雪も 降ってきた・・・


  これは本降りだ 一回降ろして 一休み


  凍える両手に はあ~はあ~息を吹きかけて


  二人で顔を見合わせて ふっと笑った夜でした



  お金の無いほうが 楽しい事も有る


  力を合わせて行く 心が生まれる


  お互いをいたわる 気持ちが育つ


  二人で進む道が 見えて来る・・・




  今は亡き妻に このポエムを捧げます!


  子どもたち二人は 立派な家庭を築きました


  一度も言った事 無かったね 照れくさくて…


  愛してました  ありがとう! ありがとう!!!


       


   
    私のブログに おいで頂いて 有難うございました

     又のおいでを  お待ちしております  (感謝)




   (PS) 年の暮れは 色んな事を思い出しますね

        皆さま 良いお年を お迎えください

   
       

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