おはようございます。
昨日の日経1面にこんな記事がありました。
日経新聞 外国人労働者初の100万人超
最近、外国人旅行者が本当に多くなっていますが、
同時に就労される方も増えています。
国として、減り続ける労働者人口
それを埋める人材の確保が喫緊の課題というわけで、
当然、海外から人集めましょう、って話ですね。
今の日本人の出生率の増加のみで人口を維持するのは
おそらく無理、と感じています(僕自身、子育て世代としての率直な実感です)。
それに、
仮に明日生まれたとしても、労働者としてカウントできるまでには
少なくとも15年はかかりますからねぇ~!
今後も、国として全力をあげて、
外国人人材の確保に動くことは間違いないでしょう。
高度人材の認定取得。
法務省は基準を下げるなどして取りやすくしています。
永住許可。
高度人材なら最短1年で取れるようにしようって、
法務省はパブコメを予定しています。
高度人材を増やす!
高度人材には日本に永住してもらう!
名目GDP600兆を目指す、成長戦略。
その一環として、間違いなくこの方向性は加速するはず。
「移民」という言葉がありますね。
定義は?を聞かれると、一瞬「うっ」って来ると思います。
答えにくいでしょう。でも、あまりいい印象はない、ですよね。
ちなみに日本政府は一貫して、
「移民を受け入れる政策はとっていない」、と言います。
でも、実際は、
言葉を変えているだけで、移民という言葉は適切かは議論あるでしょうけど。
(そもそも移民の定義は国によってバラバラですし)
あえて、誤解を恐れず言うなら
政府は、日本を移民を受け入れる国になるでしょうね。
どうもメディアはあまり、「移民」という言葉を使わない。
外国人労働者は増えます、という書き方をしますね。
どうも、国民感情を配慮しているように思えます。
「移民」という言葉を使うと、言葉の印象から言って
間違いなく反発を生みますからね。 絶対間違いないでしょう。
だから、政治家は誰も使わない。
でも、実際は、その方向に舵を切っていることは
間違いないと思います。
考えてみれば、日本はかつては国民を養えきれない時期があって
受け入れてくれる国があって、何十万人という方々が、太平洋を渡ったわけです。
「移民NO!」とは、言えんよなぁ、って本音では感じています。
んで、
今後、日本で求められるインフラとして
外国人(移民?)に対するサポート、本当に重要になるでしょう。
それがないと、
外国人は、その国ごとに同一言語のコミュニティを確立させてしまい。
日本社会との壁を築いてしまい、融和が図れなくなります。
いったん、日本社会と断絶したら、犯罪の温床にもなりかねません。
日本は、移民を受け入れる国になる、というぐらいの気概で臨まないと
この先変わっていく日本の国の姿に、
僕たちはついていけなくなっていくのかもしれません。
昨日の記事を読んで、
そんなことを感じました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。