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さて、平成２７年度行政書士試験。
受験日当日は雨でした。
会場は、日大経済学部。水道橋です。
大きな教室最後列の端が僕の席でした。
準備状況はというと、
記述式の準備は、全く不足でした。
科目ごとの状況はというと。
行政法は、行審法と地方自治法以外重点的に。
特に、行手法、行訴法にはかなりの時間を割きました。
行審法は、改正直前ということもあり、この年は勉強しませんでした。
民法は、苦手だった物権、債権を重点的に。
２６年度めちゃむずだったので、覚悟してかなりやったと思います。
でも、親族、相続は軽めにやりました。
憲法は、得点につながりやすい、統治を中心に攻めました。
商法・会社法、、、正直捨てました。
範囲広いし、理解しにくい。効率悪すぎると判断したんです！
一般知識は、時事関係と個人情報保護法などを中心に。
でも、ほとんど片手間程度です。出たとこ勝負！と割り切りました。
こんな感じでした。
んで、問題を解いた感想はというと。
２６年度と比較して、明らかに解きやすかったです。
あれ？？て感じでした。
３年目で実力がついていたというのもあると思いますが、
明らかに素直な問題が多かったです。
この試験は、その年その年、意図的に相当難易度を操作している
そんな印象を受けました。
それでも、記述式のミスや、簡単なケアレスミスもあり。
合格発表までの２か月半は、本当に長かった。
受験された皆さんも同じですよね。
中には余裕で合格発表を待つ方もいると思いますが、おそらく数％もいないと思います。
大方は悶々と過ごすのだと思います。
僕はというと、
記述式の簡単なミスを後悔。。。翌週に熱を出して寝込んでしまうほどでした
記述のミスのため、ちょうど合否線上とみました。
合格発表当日
それこそ、そわそわなどというレベルではありませんでした。
出社後、朝の会議。会議にも全く身が入らず。。
合間をみで、早速スマホから合格者発表をのぞき見。
ありました。。。
これまで２か月半、悶々と過ごした時間の長さのわりに
高揚感はありませんでした。「あ、あった。」って感じ。
「こんなもんかな、順当だな」て思ったんです。
意外と冷静な自分。
最初は、飛び跳ねて喜ぶかなぁ、とも思ったんですがね。
その次に
もう、勉強しなくても良いんだ、ほっとしました。
肩をなでおろしました。
もう、孤独に一人机に向かわなくてもよくなりました。
さて合格後はというと。。
合格したといっても、何も変化はしません。
日々の仕事は通常通り流れます。
自分は、これまでの受験勉強を経て、すでに変化し終わっているですからね。
合格は、単にその結果にお墨付きを付けるだけ。だから、何も変わりません。
変わったのは、周囲でした。
ヨメには「合格してた」、ってメッセージをＬＩＮＥで送りました。
そしたら、意外なほどに大喜びしてくれました。
この１年、子供の面倒がおろそかで、愚痴を相当言われていたんですがね。
ヨメはさっそく、親や親せきに言いふらしてくれました。
「司法書士合格したよー」って。おいおい！
発信後に知って、必死で修正させましたが
ヨメはじめ、一般的に、司法書士と行政書士の違いは判らないんですよね。
知った親や兄弟も喜んでくれました。
その中でも一番うれしかったのは、長男からのメッセージでした。
朝、起きて机にむかい、ＮｏｔｅＰＣを開いたら、これが置いてあったんです。
一番のお祝いは、息子のこの一言。一番のサプライズでした。
東京都知事と総務大臣閣下からいただいた
合格通知書は、ずっと机の引き出しで眠っていますがね
息子からいただいた、この合格通知書は
これは、今でも壁に貼っています！
得点はというと、１８４点でした。
各種予備校の採点サービスでは１９０点以上だったのですが、実は危うかったです。
ミスをした記述式はしっかり減点されていました。
合格できたのは択一でヤマ勘が働いたおかげかもしれません。。
かろうじての合格。スタート地点に立ったにすぎない。
もっともっと勉強が必要だ！これからなんだよ！
って、自らを冷静にさせてくれました。
そんな点数だったと思います。
今日も読んでいただき大変ありがとうございました。
受験勉強中の皆さま、今は大変だと思いますが、
どうか頑張って乗り切ってください。
それでは。