おはようございます。
さて、最近あるブロガーの発信情報で知ったのですが、
通訳案内士試験には、
一定の語学水準を有する者は、
当該言語の筆記試験を免除するという
制度あるのです。
これまでも英検、TOEIC、中検は免除対象にあったのですが、
それに新たにHSKが加わりました![]()
http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/
中国政府教育部 孔子学院总部/国家汉办が制作する漢語水平考試
HSK6級180 点以上(旧HSK高等試験9級以上)の資格を有する受験者が、
中国語による通訳案内士試験を受験する場合は、
外国語筆記試験(中国語)を免除する。
なんとご親切に旧HSK9級以上もしっかり入れてくれているではないですか!
これで、大昔に中国に留学して取得した、おじさま、おばさま連中も、
よっしゃ、わしも一念発起、やってみっか!
てな気持ちになりそうです。
僕も旧HSK9級は留学時代に取得したので、一気に興味がわいてきました!
でも、もし仮に筆記試験免除が適用される方でも
安心はできないそうです。
実は、通訳案内士試験で最も難関な科目は、
「日本史」なんだそうです。
これは、以前中国語の通訳案内士合格者から聞いた話です。
背景には政府観光局には、外国人の通訳案内士は増やしたくない、っという
意図があるのだそうです。![]()
なので、日本人にしか解けないような
チョ~マニアックな出題をしてくるんです。
受験者の方は、その点は覚悟してかかる必要がありそうですね!
なんでも、
最近は、中国からの訪日客の激増で、
資格を持たない悪質な中国人ガイドがはびこっていて
来日客を無理やりお土産店に誘導、長時間滞在させ、
買わないと帰さない、
みたいなニュースも聞きます。
観光立国日本の安心・安全神話を、
そんなことで失墜させては、絶対ならない!
政府が政策的に取り組む、
このインバウンド需要の拡大。
そのメイン施策は、
中国圏の観光客誘致!
その方々に、安全・安心を提供するため
中国語の通訳案内士確保は、喫緊の課題なのです。
おそらくこの先も、難関試験であることには変わりはないでしょうが
易化の傾向は続くように思われます。
今がチャンスかもしれません。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。