面接をしながらの開店準備はたった一人の僕にはだいぶ重労働だった。

毎日午前中に備品などの買い物。。。

午後にメニュー開発と共に試食がてら食事。

夕方からは面接ラッシュ。。。

夜に色々な業者を呼んでの打合わせ。

ふと気付けば深夜12時を回っている。。。


また何時間後にはまたここに来る。。。

とりあえず今日は帰ろう。。。

的な毎日。。。

まだ鉄板が無いからフライパンで作るお好み焼き。。。


。。。。。。


意外にちゃんと作れて自分もビックリ!


毎日ソース。。。毎日。。。

そして次の日店に行くと大きな看板が付いていた。

看板は三階の壁一面に取り付けた。。。

管理会社や大家さんには言わずに勝手に。。。


お陰で大家さんは怒ってるらしい。。

ごめんなさい。。

ダメと言われてから付けるよりはね。。。

しかし、開店準備の中で唯一の失敗となってしまった。

ロゴとかろくに決まらず写真とかも無いから。。。


今思えばもっとしっかり打ち合わせをして作るべきだった。。。

店の顔だしね。

そのうち、、、、、

直したいな。。。

看板デザイン&取り付け経費

290000万円也。。。

あ~もっとしっかりやっておけば良かった~~~。

銀行の残高が一気に半分になった。。。

たった一人、店でマイナス思考と闘う。

今日はバイトルの掲載日。。

果たしてアルバイトは集まるのだろうか?

前のオーナーさんに備品関係も全て置いていって貰ったから皿や調理器具などはあまり買わなくてすみそうだ!

多きなオーブン付きのガスレンジをお好み焼きを焼く鉄板調理器に入れ替える見積もりが届いた。。。

70万円。。。

また、残高が。。。。

すると付けたばかりの店の電話がなった。

『バイトルを見たんですけど』

良かった!

ちゃんと見てる人いたんだとホッと一息。。

しかし、僕の思いとは裏腹に求人の募集は100件近く鳴った。

面接を来週の一週間にまとめて30分刻みで15時から19時まで毎日面接予約で埋まった。。。

たった10坪の店なのに。。。

それ以上は面接も無理なので面接の受付も締め切った。

あ!

そろそろメニュー考えないと。。。

そういえば、、、俺お好み焼き焼けるかな~??

自慢ではないが

お好み焼き職人の修行や下積みなどは一切ありません。

前の会社で4店舗任されてたうちの一軒がお好み焼き屋さんだった程度です。。

ただそのお好み焼き屋さんをオープンする前に店長になる人と料理を作る人を引き連れ東京中の有名なお好み焼き屋さんのほとんどを食べ歩き研究した経験があります。

その時に独立するならお好み焼き屋!と決めました。

色々と理由はあるのですが、

イタリアン、中華、和食、寿司、、、

僕が出来そうな飲食はこんな程度。。

皆、ライバルが多すぎるし中途半端な趣味程度でやってきた僕が勝てる見込みが少ないという事。

お好み焼きなら地域で1番になれるものが作れるし

教えるのもさほど時間がかからない。うまく行けば展開が早いのだ。。。

そんなんでお好み焼き屋さんを開業する事になったんですよ。。。




あ!お客さんが来たので失礼します。。。


『本当に大丈夫ですか~?』

はい!200万円の融資お願いします。


直後に不動産屋さんへ。。。

やると決めた以上一日でも早くオープンしなくては!

待たせていた色々な契約書に実印を押し

ついにオーナーとしての第一歩を踏み出した。

空家賃とかは出来るだけ払いたくないので更なる不動産屋さんとの交渉。。。

何とか半月は無料にしてくれた。

カードキーをもらい、新しい借り主になった。

とりあえずはこの店の残ってる備品を使える物と使えない物に分ける作業からだ。

たった一人での仕事の日々が続いた。

新しいパソコンを購入して、まずはオープンまでの計画をたてた。

厨房器具などの工事や許可がおりるまでの時間などを考えてオープン日は6月21日と決めた。

そして、重要なのはどうやってお店の事を知ってもらうかだ。

前持って打ち合わせをしていた『ぐるなび』『ホットペッパー』の営業マンさんをみせに呼び


やっと本当にこの人やるんだと信じてもらい、出来るだけオープンと同時に掲載したいので急ピッチで打ち合わせは進んだ。

撮影なんかも鉄板がまだないからフライパンでお好み焼きを焼き何とか間に合わせた。

求人は学生が多いという事もあり『バイトル』さんにお願いする事にした。