「撫でて 優しく」 | いつか地蔵になる日〜ライブとか介護とか生活とか
2019/08/11
ライブに行きました。

長谷川白紙
玉名ラーメン
久下恵生

長谷川白紙さん
最近すごくすごく注目しています。
『草木萌動』というアルバムを
延々と聴いている。

この日は弾き語りでした。


深夜の落書きで
いろいろ難がありますが…。

三鷹SCOOLという
初めての場所で観てきました。
イベントスペースなのかな。


三鷹近い。嬉しい。

そう、
開演少し前に到着したら
エレベーターで長谷川白紙さんと
乗り合わせ、
しかしおそらく長谷川さんは
一緒にいた方と降りるつもり
だったんだろうけど
つい「どうぞ!」と
長谷川さんを先に
通してしまい、
だけど一緒にいた方は
ボタンを押していたので、
結局譲られて
つづけて私が降り、
長谷川さんは
その人を何となく
待つ格好となってしまった。

なんで私は
スムーズな人の流れを
いたずらに乱すのか
もうちょっと
スマートにできないものか
なんでこういつも
中途半端な礼儀なんだ
ライブ前から軽く凹みました。
(伝わりますか…)

玉名ラーメンさんは
まだ高校生とのことで
末恐ろしい。
映像と音楽がひとつの作品で
歌う本人も
その世界の表現の一部
みたいでした。
映像が感情豊かなのに対して
ラップが非常に端正で
その対比も面白かったです。



衣装がとてもセクシーで
おばちゃんは
ドキドキしてしまった。

久下恵生さん
すごい方でした。


ドラムのフリースタイルとでも
いうのかな、
まずセットに座る前から
パフォーマンスが始まっていて
トイレのドアを開け閉めしたり
壁を掌でたたいたりしてから
近づいていき
ドラムを叩き始める。
ギューッと引きずり込まれる
感じでした。



私個人的に
久下さんのハイハット使いが
すごく好きでした。
ずっと聴いていたかった。
(ハイハットの魔術師…)と
思いながら観ていました。

そして長谷川白紙さんに
戻りますが、
彼はなんかすごい
オーラがある。
そう
何度も言うけど
長谷川さんはオーラがあります。
まだ20歳くらいだというのを
つい忘れてしまう。
恐ろしい。

声が武器だ、と
感じる歌い手さんは何人かいて
長谷川さんも
正にそうなんですが
繊細で浮遊感ある声が
魅力ですが、
音はとても凶暴で
それは弾き語りの
キーボードを叩く指にも
顕著でした。
(ちなみにこのブログ書くので
『遊星からの物体X』検索したら
怖かった。すごい怖かった。
改めて思い出してめちゃくちゃ怖い)

カバーをたくさん歌っていて
私はアルバムの曲以外は
わからなかったのですが



SAKANAMONの
『ミュージックプランクトン』、
なんか意外な気がするけど
これがとてもよかったです。
声にもちょっとだけ凶暴さが
顔を覗かせる瞬間が
たまらなかったです。



あ、
安藤裕子の『のうぜんかつら』は
知っていました。
名曲だし、
元々好きな曲でもありました。


安藤裕子も
声が武器の歌い手なので
楽曲の良さが
その声とは切り離せないと
思ってましたが、

でも
すごいんですよ、
全然違う。
オリジナルとは全然違うけど
またこれが
素晴らしかったです。

歌い出しで
サーッと風が吹いたみたいだった。
最初のフレーズで
鳥肌が立ちました。

『のうぜんかつら』って
こういう曲だったのか…
って初めて知った気がする。

長谷川白紙、アレンジの天才!!

残念ながらこの日は
演りませんでしたが、
私大好きYMOの『キュー』も
アルバムでカバーしていて
それも全然違うけど、
いや全然ではないんですよね、
でも違う。でもすごくいいんです。

語彙。

私は実際に見たことないけど、
荒井由実って
案外こんな感じだったのでは
ないかと
何となく思いました。

それから
上の落書きに書いたMCの
画家の絵はこれだそうです。


そしてアンコールでは
3人で出てきてくれたのですが
予定外のことで
玉名ラーメンさんが
もじもじしていたのが
とても可愛かったです。

あと、ちょっとだけ
長谷川白紙さんが歌った
『今夜はブギーバック』も
サブカル殺しだった。
(私は殺されないぞ!)

ライブ終了後、
階段を降りつつ、
踊り場から見える
三鷹の中央通り


なんということもないのに、
つい写真撮ってしまうくらいには
余韻にかなりやられていました。