「ふくろう」 | 富岡晃一郎オフィシャルブログ「ブログブログうるさいよ!」Powered by Ameba

「ふくろう」

僕の中で今一大ムーブメントとなっている
大竹しのぶさん主演の映画を、
新たにまた一つ見た。
タイトルは、

「ふくろう」

オープニングから狂気に満ちあふれたしのぶさん。
なんでもずっと極貧で食べる物がなく、
娘の伊藤歩(好き)と二人きり、
野人と化した母と娘が木の根をかじるシーンから始まる。
まるで獣。

「獣の役やりたいんで獣シーン付け加えてよカントク」
と注文したのではないかと思うほど、見事な獣っぷりで
しょっぱなからかなり鳥肌がたった。

女を武器にして親子共々いろんな男を騙しては利用していく
恐ろしい役なんだけど、
男を陥れるときの表情が絶品。
「え、幼女?」
と思うほどあどけなくて可愛らしい微笑みを浮かべたかと思いきや、
すぐさまおっさんのような低い声を出して変化する。
まるで妖怪人間。
たぶん日本昔話にああいう女の人描かれてる気がする。

やりたい放題のしのぶさんは
やっぱリスペクトっす。
しのぶさんとぶっとびたいっす。