ハッピーフライデー/私、一人。 | 富岡晃一郎オフィシャルブログ「ブログブログうるさいよ!」Powered by Ameba

ハッピーフライデー/私、一人。

ウィ-トーマス本番前、最後のオフ。
昨夜は稽古最終日ということもあって、木村さん御用達のお店で少人数で飲んだ。ダーツもあって家庭的でこぢんまりした素敵なお店だった。食べ物もお酒もどれもとても美味しくて、ダーツもすっごい盛り上がって、ついつい飲みすぎてしまった。ビール飲んでワイン飲んで木村さんおすすめの自家製サワー飲んで、最後には少路くんにのせられてテキーラなんかも飲んでしまった。そのため、夜中に頭痛、バファリンを飲んでやっと眠る。ありがとうアスピリン。
ということで今日は昼前に起床。いきあたりばったり主義の俺は特に休みの行動計画を決めてないから、何をしようか迷いながらもとりあえず部屋の掃除にとりかかる。実に2ヶ月ぶり。衣替えもきちんとやる。ムシューダ大活躍。ありがとうエステー化学。部屋の掃除をしていたら永井愛作演出、吉田栄作&小島聖出演中の「やわらかい服を着て」(新国立劇場小ホール)のチラシを発見。前から気になっていて取っておいたのだが、スケジュール的に半ばあきらめかけていた。が、今日行けるじゃん!と思いながらも、オフの日に芝居観にいくのってどうなんだろうとかも思いながら、とりあえずチラシだけはキープして、二日酔いを払拭するためにもまずは湯に浸からねば、と思いつき、ひとまず銭湯に行こうと画策。いつもの吉本嬢といつものラクーアへ、と最初はひらめいたのだが、ここはひとつ地味に地元の銭湯もいいかもと、俺が個人的に美肌の湯と認定しているお隣駅蒲田の銭湯へ。昼間からやっているし、黒湯があって、ほんとに肌がすべすべになる。本番前のスキンケアは丁寧かつ慎重に。14時入湯。平日の昼、たくさんの地元のおじいちゃんに囲まれながら、一人ニートな雰囲気を醸し出しつつ湯に浸かる。石鹸で首から上、頭のてっぺんまで全部洗うおじいちゃん。その貧弱な泡で髭どころか髪の毛もT字カミソリで剃り始める。すっごい剃り方が雑で、特に見えない後頭部は出血多量ですごいことになっている。本人もヤケなのか、歯を食いしばりながらカミソリを当てているおじいちゃん。見ているだけでつらい。なんか網走みたいった。その他、かなり痩せているおじいちゃんも発見。昼間の銭湯ははおじいちゃんの巣窟だ。かなり痩せているおじいちゃんは、どのくらい痩せていたかというと、小林よしのり著の名作漫画「おぼっちゃまくん」に出てくる「細身隊」(工藤静香が隊長で、タンスの隙間とか、すっごい細い隙間に生息する生き物)の人たちを彷彿とさせるくらい痩せていた。その方はお風呂から出て、腹巻とレッグウォーマーを装着していた。そんな戦前のおじいちゃんたちを眺めながら、サウナに出たり入ったりを10回くらい繰り返していたら、もう16時過ぎ。やっぱり19時から始まる「やわらかい~」を見たいと思い、ちょっと急いで銭湯を出る。とりあえずお腹がすいたから、新橋の立ち食いすし屋「魚がし日本一」でグラスビール1杯とお寿司を4皿いただく。初めて入ったがいつも長蛇の列ができているだけあり、築地からのネタは新鮮で、おまけに値段もリーズナブルで納得(計980円)。特にあなごが美味しかった。スタンディングの勢いで新橋駅にあるジュースバーでミックスジュース(150円)をいただく。その後、有楽町のぴあで当日バルコニーシートz席を無事ゲット(1500円)、初台へ向かう。舞台はとてもよくできていて安心して楽しめた。久々に見た吉田栄作はじめ、出演者みんなよかった。こういうのいいなあ~って思って、ちょっといろんな意味で涙が出てきて、俺も4日後から始まる本番とかがんばらねば、と改心。終わってから小島ひじりんに電話。感想を伝える。その後一人で何かを求めて新宿を彷徨うも、あきらめて地元へ帰り、でもすぐに家に帰るのは寂しいから一人立ち飲み屋へ。本日3件目の立ち飲み(フルーツジュース含む)。おじさんになればなるほど立ち飲みが好きになるんだね。でも外人もさ、スポーツバーとかで立ち飲むしね。隣に立ってたワンピースの女がやたらキンキン声ですごいうるさくてイライラして「うるせーブス!!」って何度も振り返って言ってやろうと思ったけど、ここはひとつ大人だし、立ち飲みをエンジョイしたいから慎む。でもやっぱり立ち飲みはいいね。安いしすぐ出てくるからね。ポテトサラダとレバー二本とにんにく揚げを食し、ビールとハイサワーを二杯のんで1150円。レバーとにんにくなんて一人で食べて、このあとなにするつもりなんだろう、って頼んだ後で自問自答。結局寂しいのにかわりはなく、今家で一人で飲んでる。

たまの一人遊びも楽しい・・・でも・・・。

いい加減、自分の居場所見つけなければ・・・。

センチメンタル。