ラジコンのセッティングの中でも比較的簡単に変更出来て、その変化が分かりやすいのがサスペンションかも知れません
最近はダンパー長のショート化がすすみバネの長さもだいぶ短くなりました
クルマの知識がある人は分かると思うのですが、実際のクルマでは走り重視であれば基本的にサスペンションをノーマルよりも固める方向でセッティングをしていくことが多いです
ただ、ラジコンの世界では逆にサスペンションはノーマルよりもソフト方向にセッティングしていくことが多いです
これはそもそもラジコンを組み立てた状態が実際のクルマで言えば既にサーキットが走れるくらい固めの状態であるということです
私はラジコンを始めた頃に実際のクルマのイメージで、サーキットを走るならラジコンも足回りを固める方が良いだろうと思い固めのスプリングを選択したことがありましたが、最終的にソフト方向のセッティングの方が走らせやすかった記憶があります
もちろん現在は必ずと言って良いほど、ダンパーのスプリングはソフト方向でセッティングをしています
ラジコンは初心者でも実車の知識があるが故に陥りやすい考えだと思うので、タミヤのTBやTAシリーズ・ハイエンドマシンを使用するならば、基本はノーマルから柔らかい方向でセッティングしていくことを意識してみましょう
但し、一部車種(特にTTシリーズ)に関しては、固めのバネを選択することでより良く走ることがあるので注意してください