ギヤの種類は大きく『ピッチ』と『モジュール』と呼ばれる種類に分類されます。
モジュールとピッチには歯の大きさが違う『64ピッチ』『48ピッチ』、『04モジュール』『06モジュール』があります。
それぞれのギヤには互換性がありません。
互換性はありませんが、64ピッチと04モジュール、48ピッチと06モジュールは、それぞれ混同してしまうと、非常に判別がつきにくいので管理にはくれぐれも注意してください。
モジュールギヤは、主にタミヤ製のラジコンに採用されていることが多いです。
逆にタミヤ以外のメーカーがツーリングカーで採用しているのは、ピッチギヤの64ピッチがほとんどだと思います。
タミヤ主催の大会(タミグラなど)はメカ類以外は原則的にタミヤ製品のみ使用可能なので、タミヤ主催の大会に参加予定のかたはモジュールギヤを選択すると良いでしょう。
各ショップで開催されるショップレースでの参戦を目的とした場合には、ギヤは64ピッチを選択しておくと良いと思います。
タミヤ製のラジコンでもピッチギヤを取り付けることは可能です。
ただしTTに関しては、構造上TT専用のスパーしか使えません。
ショップレースでは、レギュレーションでギヤ比が定められていることがあり、そのギヤ比に合わせるためには歯が細かい64ピッチギヤの方が指定されたギヤ比に合わせやすいです。
現在は64ピッチが主流なので、万が一ギヤを破損させてしまった場合もショップには必ずといっていいほど豊富にストックがあります。
現在、主流のメーカーは以下の3メーカーです。
スパーとピニオンは同じメーカーで揃えたほうが、相性は良いと思います。
スパーギヤには、ツーリングカー用とDD(ダイレクトドライブ)用があるので、購入の際は必ず確認してから購入しましょう。
DD用はツーリングカーには取り付けできません。
ピニオンはツーリングカー用とDD用の区別はありません。
性能も大事ですが、意外と目立つ部品でもあるので、マシンに合わせたデザインや色で選ぶのも良いかも知れませんね。