タムタム大宮店で開催されるタムチャレのF1クラスとTRGクラスは、モーターの選択肢が2つ
タムチャレのレギュレーションはコチラ↓
ヨコモ:ZEROブラシレスモーター 30.5T(ブラック)
ZEN:フォーミュラブラシレスモーター30.5T
こちらの2つのモーター、よくZENの方が速いと言われているのですが、実際のところはどうなのか?
気になったので計測してみました。
計測に使用したのは『G-FORCE:Moter Analyzer』
計測は全てバッテリーの電圧も確認して3回ずつ行い、計測結果の数値に大きな誤差がないことも確認しました。
テストに使用したモーターはそれぞれ個体差はあると思いますが、購入時期や使用回数はほぼ変わりません。
ついでに友人が持っていたヨコモの青缶とガンメタ缶も計測。
計測の結果は、非常に興味深いものに。
計測結果がこちら↓
KV値だけでみると、ヨコモ製(特にガンメタ缶)のほうが数値が高いという結果になりました。
進角を任意で24度に決めた場合は、どちらもほぼ同じ数値でした。
最大進角はZENの方が4度少ないながら、KV値はヨコモと30ほどしか変わりません。
ローター径などの違いもあると思いますが、モーターは進角が多いほどトルクが細くなり高回転型になるはずなので、KV値と回転数に大きな差異がないならば、みんながZENの方が速いと言うのは、
ZENの方が進角が少ない分トルクがある=加速が良い=速い
ということなのでは?と感じました。
ただ、タムチャレF1クラスのようにギヤ比が自由で車重の制限がないレギュレーションの場合には、タイヤ径の影響も考えると、そこまで大きな差にはなりにくいと思います。
何より定価9800円のZENモーターと、定価6660円のヨコモモーターの金額差を考えると、ヨコモモーターでも十分な気がします。