なによりも大事なのは、ラジコンを楽しむことです。
ラジコンを楽しむことが、上達への最大の近道です。
ただ、レースで表彰台に上がることを目標にしたり、誰かに勝ちたいと思うならば、勝つための練習をするしかありません。
残念ながら、生まれ持ったセンスでもない限り、練習をしなければラジコンを速く走らせることは出来ないでしょう。
ひたすら練習して走りこむだけです。
なんだか気が重くなりそうです…。
それなら、何十年もラジコンを走らせている人には、絶対に勝てない気がしてきますよね?
そんなことはありません。
1回1回の練習の密度を上げることを意識すれば、必ずすぐに追いつけます。
密度の上げかた
一つ目は、マシンのセットアップをしっかり行うこと
『セッティング』ではなく、あえて『セットアップ』と書いたのは、『セットアップ=基本の状態』でセットアップがしっかりと出来ている状態のマシンをベースに、セッティングを行うという認識だからです。
サーキットで本当に速くて上手い人は、マシン作りもしっかりとしています。
走行の練習同様、マシンも時間を掛けて作りこんでいます。
全てのベアリングが驚くほど滑らかに回り、ネジ1本の素材の選択や締め方にも神経を使っています。
つまり、マシンの密度が非常に高いのです。
セットアップが出来ていないマシンをやみくもに走りこんでセッティングをしても、密度はあまり上がりません。
自分のマシンのセットアップがしっかり出来ているか?を見直してマシンの密度を上げましょう。
二つ目は、上手い人と一緒に走ること
上手い人の後ろをついて走ることで、走行ラインやブレーキのタイミングなど、自分と何が違うのか?が分かってきます。
上手すぎてついていけない時は、マシンを止めてその人の走行ラインを見ることも上達への近道です。
走らないと思っている自分のマシンを上手い人が走らせると、普通に速く走らせてしまうことがあります。
悔しいですが、それは単純に腕の差です。
上手い人は、スロットルを入れるタイミングやステアリングを切るタイミングなど、一連の動作が非常にスムーズです。
上手い人の走行ラインを真似して走るなら、自分の今までの操作のタイミングは忘れて、自分なりにいろいろ試してみましょう。
三つ目は、走りこむこと
上手い人の走行ラインが分かっても、マシンのセットアップがどんなに良くても、実際に自分が走らなければ絶対に上達はしません。
屋上で『会長』と呼ばれている私の師匠は、60歳半ばですが昨年の公式戦のコースレコードホルダー(屋上最速)です。
決して周りが遅かったわけでも、たまたま最速になったわけでもありません。
誰よりも走りこんだ結果だと言えます。
実際に会長は、毎週のようにサーキットに顔をだしてみんなと談笑しながらも、コツコツとひたすら練習走行をしてます。
そんな上手い人に追いつくには、ただ普通に周回を重ねるよりも、1周ごとやバッテーリー1本ごとでも良いので、走行ラインやステアリングを切るタイミングなどを意識しながら走らせて、密度を上げていくと上達の速度はあがります。
仲間と一緒に走ることも大切です。
お互いにバトルをしながら走ってるときは、抜かれないようにするには?追いつくためにどう走らせるか?など、いろいろ考えて必死に走ってますよね?
それはつまり、1周ごとの密度がとても濃いということです。
最後に
これら3つのことは、どれもとても重要です。
どれが自分に欠けているか?を考えて実践すれば、間違いなく驚くほど上達します。
驚くほど上達すると言っても、1ヶ月や2ヶ月ですぐに速くなるわけではありません。
それでも、確実に成長速度は上がりますので、半年後、1年後には上手い人たちと走れたら…くらいの気持ちでいてください。
気をつけてほしいのは、いろんなことを意識しすぎて勝つことだけにこだわりすぎたり、のめり込みすぎると、疲れてラジコンがつまならくなってしまう恐れがあります。
出来ることから少しずつ、最初にも書きましたがラジコンを楽しむことが何より大切です。
