3月22日投稿
18日の月曜日は抗がん剤投与日だったが、白血球数値と血小板数値が低い事、そして俺のQOL が著しく低下していたことで投与を一回休んだ。
白血球数値は前回の1,800 から 1,900へ上昇気味。血小板数値は7.7から9.1へと変化していた。
これでもまだまだ物足りない。でも、今度の月曜日はGem+Abを投与する予定。
これをやらないとガン細胞をやっつける治療にはならない。
お陰で、体力と食欲は随分回復した。18日の体重は49.5kgだったが今日は52kg まで戻すことに成功。これは、歩行動作にも表れる。
数日前には、100m 歩くのに難儀をしたものだったが、今朝はスイスイ。
残された金、土、日の3日間で大いに食べ運動(特に上腿)して体力という利子を貯めこまなければならない。
Gem+Abの副作用として、俺の場合は極端な下痢が継続することだとわかった。主治医もそのように認識しているだろう。
だから、抗がん剤投与の前に先ず、下痢止めと吐き気止めを優先してもらうことになった。
抗がん剤を投与してQOLの維持が困難になり、寝たきりになるのでは治療の意味がない。
押川先生の言うように、「抗がん剤治療開始と同時に緩和ケアーを」とい治療方法は大きな意味を持ってくる。痛み止めも頓服用として適切に処方してもらっている。
そのような対応策をとった上での抗がん剤投与は精神的に違う。副作用に対する恐怖感は薄らぎ、その分、安心感がもてて希望が湧いてくる。
午後、突然来客あり。驚いた。お彼岸のあいさつで昨日お会いした人だったからである。彼はお寺の住職をしている。
実は、俺の本職は英語教師です。英語教室で習った時の一期生を代表して見舞いに来たという。
44年前、米国帰りで実家にいたころ、家の2階で寺子屋式で始めた英語教室が懐かしい。44年も継続できるとは予想だに出来なかった。
出会いは16歳の時だったから、彼らも60歳になるのかなー。熱い真心に感謝!
共に学んだ思い出が大きな勇気になる。