2泊3日の予定で胆管ステント交換と抗がん剤受け入れのCVポート 設置手術をやってきました。
1胆管ステント交換(俺の場合)
胆管がつまり胆汁が正常に排出されず、肝臓へ逆流して黄疸を発症してしまい大変な目にあいました。
症状としては、吐き気、食欲不振、皮膚が黄色になる等いろいろありますが、なにより辛かったのは全身の痒みでした。原始的な対策として、30㎝ の長定規が最も役立ちましたね。
黄疸が完治するまで約3カ月かかりましたので厄介な病気です。
その詰まった胆管の通りをよくして胆汁がスムーズに排泄されるように樹脂製のステントという菅(チューブ)を留置します。
今回は、この樹脂製のステントを長持ちする金属製に替えました。
治療方法(俺の場合)
治療はまず、全身麻酔を行った後に、内視鏡を使って前回(8月)入れた樹脂製ステントを金属製ステントに入れ替えました。痛みは全く無し。眠っている間に全て終了です。
治療時間
8月の樹脂製ステントの際には、約一時間半くらいかかりました。この時の夜は、大量の嘔吐が3回ありました。
今回は、手術室入室が16:00 室退が16:45 実質40分程度で終了しました。今回も夜2回嘔吐しましたが、前回とは比較にならないほど少量でした。
2 CVポートの埋め込み手術
カテーテルを鎖骨下静脈ポート挿入予定部位と近く太い 血管に挿入し、 そのカテーテルをポートと接続して皮下に埋め込みます。常に太い静脈 へのルートが確保された状態になるので、高カロリー栄養や長期間にわ たる点滴栄養等を簡単に行うことが出来るようになります。
埋め込み終了状態(俺自身)
埋め込みには小手術がが必要で、俺の場合は、局所麻酔で実施しました。手術時間としては、 1時間位だったでしょう。但し、術前の準備を除けば40分程度かな。ウッ と言うくらいの痛みがあっただけでした。
術後の状態
昨夜は、急に寒気を感じて近くの衣類を着まくったが、その後、発熱が数時間続きました。今のところ、右手を上げれば少し局所に痛みがある程度です。
1日半の絶食と3日間寝っぱなしで大事な 「体力という利子」 を結構浪費してしまいました。今月28日再入院でmフォルフイルノックス治療を始めるまでには、大いに食って、身体を動かし「体力という利子」を増やしておきたいと思っています。