雪の結晶2月と言えば一年でも寒い日が多いものだが、今年は暖冬。水温も高く釣果もいいようなので連釣を企画する。

筋肉仕事明けの日を含めて連続釣行するなら、半夜メバルから船タチウオに行き、翌朝は水宝まじかるクラウンってのが無駄がなくていい。だが、今回は真ん中に釣り会が予定されている。🤩10年来の釣り友らとの貸切釣行だ。なので、真ん中の日からプランを練る。ところが、潮はいいのに人数が集まらないと、出船するかは微妙な状況。直前になってプラン変更して臨んだ。

夜勤明けから釣りの支度をして一時間ほど仮眠。⛽ガソリン満タンにして出発。

往路で昼ごはんは来来亭。高速道路をのんびり走って港に着くと、到着は私がベタ。10人乗りでの半夜メバル乗合便だ。抑、胴の間を希望していたので順番はさほど気にならない。
船メバル釣りは舳が有利だが、仕掛けをゆっくり上げ下げするサビキメバルでは船の揺れが釣果を左右する。揺れの小さい胴の間を狙ったのにはそうゆう理由がある。
仕掛けは3.0mを超える多数針なので、3.6mの竿が使いやすいが、私の竿は調子も穂持ちもマイルドで使いやすく加太の高仕掛けやアジ釣りにも向いているが、古い物なので2.4m。
錘は30号指定でPE1.5号を巻いたスパルタンIC150Hをセット。普段は釣堀用として活躍しているカウンターリールだ。

船スタートは大阪最南端。谷川の春日丸から。出船して10分ほどで到着。ポイントは小島沖のようだ。まだ陽が落ちていないが外ガイドなので目が見えるうちは竿あしらいに慣れておく。

メバルも根魚なので底物にはなるが、波泳層は底ではない。藻場やゴロタの入る浅瀬でエビカニを食べると言われているが、瀬戸内では海苔を喰うし、日本海では活イワシで狙うなど、フィッシュイーターの性質もあり、案外悪食ドクロだ。
そのため、当日の潮や海況に合うよう、多種類のサビキで狙う。私は赤・白・緑・黒・茶の五色盛りの6本針から。フィッシュイーターと言いながら臆病な

性格で底取りのために錘をトントン叩くと根から出て来なくなる。ベタ底はガシラやベラがおり、メバルの泳層は底から1〜5m。私はメバル釣りが苦手でガシラばかりが釣れてしまうのは、底を狙いすぎてメバルの棚が見つけられないからだと思っている。

❎アタリがなければ棚を深くする。

この釣り方はメバルには通用しない。⭕ゆっくり大きく探りながら徐々に棚を上げて誘うのだ。


竿出ししてから30分もしないうちに初ヒット。ちょこちょことした前アタリに軽く竿を持ち上げるとビビビッと針掛かりして暴れる魚信が伝わってくる。竿にテンションをかけたままさらに1mほど持ち上げて暫く待つ。追い喰いを狙ったのだが、思いのほか強い引きで、ガシラなどの穴に逃げ込むヤツかもしれないと巻き始める。最初のヒットでドラグ調整が分かっていなかったセイか、滑って巻き上げられない。少しずつ締め込んで回収したのはいきなりの尺メバルラブ

中乗りが飛んできてタモ入れ。


最初からいいのが釣れると、メバル釣りの苦手意識が払拭できるかもと思ったが、この後が厳しかったチュー。舳の常連さんはコンスタントに当たっていたようだが、私にアタリは出せない。代わりに釣れるのは小アジばかり。極細ハリスのサビキだから当然だろうが群れが入ると真っ先にアジが掛かる。最初はアタリがあることが楽しくて釣っていたが、あまりに釣れるので外すのも手間に感じる。
サイズを選ってエサとして確保してみたが、それでも30ほども釣れるといらなくもなる。
わかめ✳️メバルも群生しているので周りでメバルが釣れるとパタパタと釣れるハズだが、私は小アジばかり。最初の尺メバルは黒に食ってきた。小島の定番カラーは白と緑のパンダ🐼。私の仕掛けが悪いのか??と周囲を観察する。
舳の常連さんが釣っていると思っていたのもアジ。長めの竿をホルダーにかけてタバコたばこ🚬をプカプカ。要は放置釣りだ。隣はしょっちゅう仕掛けを作り直している。根掛りロストが多発しているようだ。
☝つまり、メバルは浮いておらず底に張り付いている様子。私も根掛りロストを覚悟して底ベタを探る。すると小気味よいアタリ。メバルは小さくても引きが強くアジとの違いがすぐ分かる。久しぶりのアタリに追い喰いを待たずに回収。
さらに投入すると同時にスラスターを噴くので船が回転する。底から錘を離そうと思ったがそのまま根掛りガーン根掛りは石のすき間に錘が引っかかっているだけのことが多く、仕掛けの角度を変えたりテンションを抜くと外れるので、竿尻をちょんちょんと叩くと取れました。
と。次の瞬間!ドンと大きなアタリ。最初の尺メバル並みに強い引きだったので、ハリス切れを警戒してゆっくりと浮かせると、今度は30cmのアコウラブラブが釣れました。
その後も小さいながらメバルやガシラを追加したのですが、いいのが二つも釣れたのでそこそこサイズをキープしたら後はリリースして納竿にしました。
当たりカラーは赤が多かったので、この時期はまだオキアミエサが強いと考えられ、次回は刺し餌も持参しようと思うのでした。