令和6年能登半島地震にて被害に遭われた方及びこの度の大雪にて被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。


先の地震には直接の影響はないものの、職場でも動きがあり、人員管理に苦慮している。そんな中で私の休みも変更を余儀なくされ。

元々の休みは☔雨予報なので、代わりの休みは☀晴れた中、釣りに行けると期待したが、日本全国でモーレツな風予報。しかも休みの二日間だけが。

当然に日本海側でのサワラジギングは船出船中止になり、私は代替案としてまじかるクラウン水宝に行くことに。因みに、私が予約をした船の隣のジギング船は出たらしい。

海上風警報の範囲は広く、瀬戸内のタチウオも和歌山の船も出ないそうで、島影にある坊勢の釣堀なら風裏となり安全なようだ。

先週も出船中止で海上釣堀に行ったが、それなりに釣れたのでそんなに意欲はなかった。そこで、今回はサーモンコーナーに入ることに。

海上釣堀でのサーモン釣りは去年始めたばかりだが、釣り自体に魅力があるラブラブ真鯛なら小さな前アタリからウキが消し込んだり、穂先を震わせるアタリがあるが、サーモンは勝手に食ってくることはない。誘いを絶やさず、微かなアタリから0.5秒でエサを離すかと思えば、遠くから一目散にエサに喰らいつき針ごと呑み込んでしまったり。

得意の脈釣王で臨んでもよほどの高活性でなければアタリも取れない。そこで、今回投入したのが二つのタックル。

➀閉店セールでGETした2,000円のアジングロッド

②オモリグ用に去年購入したメタルティップのイカ釣り竿

①にはレブロス1003にフロロカーボン1.75号を通しで。②にはストラディックC3000XGにPE0.8号をセットしてイカ釣りと同様の仕掛けだが、ハリスを活性に応じて変えるスタイル。



筏に着くとサーモン人気のほうが高く、通常生簀には4人だけで、残りの人ら総てがサーモンコーナーに入った。そんな中で私が入れられたのはサーモンコーナー開設以来ずっと通い続けてずっと竿頭のまじかるクラウンレジェンド、S名人と同じ枠。開始前にレジェンドに挨拶をして釣り開始。

去年始めたばかりだが、サーモン釣りでの私のメソッドはジグ誘い。アジやメバル狙いの極小ジグヘッドにオキアミを付けてちょんちょんと誘い続ける。エサを動かし続けることが肝心で、針を括る仕掛けにした場合でもチモトにガン玉を打ってハリスを漂わせない。大阪の釣堀での経験は鉛に喰らい付くサーモンを幾度となく見ているし、遠くから近寄って来た個体が直前で見切ることもよく見ているから。ヤツらは目がよく、警戒心が強いクセに捕食に貪欲なのだ。ジグヘッドなら0.2g、ガン玉でも2B程度の錘。

開始直後は一般生簀のようなモーニング状態になるが、ジグヘッドは括り直すのに時間が掛かるので、手返しが悪くなる。今日のテーマは口先でフッキングさせて、呑まれないように釣ること。小さな前アタリでもどんどんアワセて掛けに行くスタイルがとにかく楽しい。かと言って早すぎると針に乗らないのでアタリの出方に応じて瞬時に対応することもハラハラしていい。何より、場所や時間に関係なく釣ることができるのが魅力。

照れ海上釣堀に通う人なら分かるだろうが、生簀には偏りと傾向があって、どこの釣堀にも鉄板場所がある。さらに、潮の動きやタイミングで釣れる時間と釣れない時間も存在する。自然相手だから当然ではあるが、サーモンはその傾向が当て嵌まらないことが多い。脈釣りの上級者が二、三匹しか釣れてないのに、ルアーで連発しているなんて光景をよく目にする。確かに日陰やテクスチャがある釣座が有利な気もするが、8m四方の小さな升で捕食スイッチを入れるのはテクニックにほかならない。

放流されているサイズが大きいので、ハリスは2.0号から始める。ジグヘッドに黄オキアミが定番で、食いが下がるとハリスも細くする。私は0.8号までしか用意していないが、もっと細い人もいる。表層の個体は投入したエサをよく見ているようで、オキアミ以外に小さなキビナゴに反応する日も多い。そんな時はルアーにチェンジ。サーモンコーナーではルアーの使用も認められているので、エサ釣りに反応がなくなったらスプーンを落とす。キラキラと光るのがいいのか回転する波動がいいのか分からないが、巻きながらアワセに流れる釣り方も趣深い。ラインが細い分、ドラグは緩めだが、スプーンにセットしてある針はバーブレス。管理釣り場用セットを買ってきたので緩めるとハズレてしまう。

小さなターゲットでもドラグを出しながら、竿の撓りで寄せてくるサーモン釣りは経験したことのないコーフンがまだまだありそうだラブ

(釣り宝くじをさせてもらえるサービスにてGETしたメジロ)
(サーモンと言ってもマスとトラウトが放流されている)